おはようございます。今日のコロちゃんは、「週に1回の太極拳の日」なんですよ。
今から車で20分ぐらいのところにある「健康増進センター(市立施設)」で「1時間」の「初めての太極拳教室」へ参加してきます。
この「太極拳教室」にコロちゃんは、5年前に通っていたのですが、その時には「妻の介護」と「コロちゃん自身の腰椎破裂骨折」が続き「中断」していたのです。
その長い「中断期間」から、先月にやっと復帰できたという訳になるのです。なにしろ「5年ぶり」ですから、コロちゃんはすっかり「太極拳の動き」を忘れてしまっています。
「太極拳の先生」には、コロちゃんの「中断の事情」をお話しした上で、「また教えてください。よろしくお願いします」とご挨拶をしましたよ。
先週も、この「太極拳教室」に通いましたけれど、翌日は「全身がだるかった」ですね。
以前はそのようなことはありませんでしたから、コロちゃんの身体はこの5年間に相当鈍ってしまっている様でしたよ。
現在のコロちゃんは、「腰痛の痛み」が日常的にあるようになってしまいましたから、無理をしないで長続きを目指そうと考えていますよ。
そんな「太極拳コロちゃん」が、今日は「外国人が増えると財政は改善するんだって」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「経済学者は外国人労働者増に肯定的だよと、外国人労働者数は230万人で過去最多だよ」
☆「減少する日本人をカバーするのが外国人労働者だよと、外国人に社会保険料を払っていただきましょう」
☆「コロちゃんと消えた年金」

1.「経済学者は外国人労働者増に肯定的だよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「外国人増で財政改善66%」との見出しが目に入りました。
コロちゃんは、先日の「参議院選挙」で「外国人問題」が選挙の争点に浮かび上がったことが頭に浮かびましたよ。
確か「参議院選挙」で躍進した「参政党」は、「外国人労働者の受け入れ制限」や「望ましくない迷惑外国人などを排除」と訴えていましたよね。
そこで興味を持ったコロちゃんは、この記事をジックリと読んでみることにしましたよ。
そうしましたら、この記事は「経済学者47人に外国人政策について聞いたエコノミクスパネル」でした。内容は下記でしたよ。
◎「経済学者47人に聞く」
❶「Q.在留外国人の増加は、平均的な日本人の生活水準の向上に寄与する」
①「強くそう思う : 6%」
②「そう思う :70%」(最多)
③「どちらともいえない:15%」
④「そう思わない : 2%」
⑤「全くそう思わない : 0%」
❷「Q.在留外国人の増加は、日本の財政収支に寄与する」
①「強くそう思う : 0%」
②「そう思う :66%」(最多)
③「どちらともいえない:28%」
④「そう思わない : 0%」
⑤「全くそう思わない : 0%」
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90369360R30C25A7MM8000/
(出典:日経新聞 日経エコノミクスパネル 外国人増で財政改善66% 学者47人調査より:8月3日利用)
うーむ、「経済学者」は総じて「外国人増加をポジティブ」に見ていますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
なによりも、上記の「❶日本人の生活向上に寄与」と「❷財政に寄与」の両方で、「④そう思わないが0%」となっているのは象徴的ですよ。
多くの「経済学者」は、「外国人の増加」に誰も反対していないのですよ。
上記の「問い❶❷」で、一番多いのが「②そう思う」なんですから、もう「経済学的には外国人はプラス」と言う結論が出ているように見えますね。
コロちゃんは、その理由を読んでみましたけれど、下記の内容が多かったですね。
❶「生活水準に寄与」
・「森口一橋大学教授:②そう思う」
・「実証研究によると外国人と日本人労働者は主に補完関係にあり、日本人の賃金や失業率に負の影響を与えていない」
❷「財政改善に寄与」
・「佐藤主光一橋大教授:②そう思う」
・「現時点で在留外国人は勤労世代が多く、受益(給付)以上に負担(保険料・税)を担っている」
この記事では「24年末時点で20代と30代が在留外国人の55.9%を占める」とも記載していますね。
そして当面の「経済的な損得」以外の「長期的な視点」として、以下の「小西慶応大学教授の意見」を紹介しています。
「多様なバックグラウンドを持つ人々が持続的に共生しうる社会を実現するには、財政支出を含む包括的な多文化共生政策が必要だ」
ふーむ、コロちゃんは「外国人労働者の増加」には賛成する立場ですが、その理由を書く前にまず「在留外国人の実態」をちょっと見てみましょう。
( ̄へ ̄|||) フーム

2.「外国人労働者数は230万人で過去最多だよ」
さて、まずは現在の日本の「外国人労働者数」を見てみましょう。「厚生労働省」は「外国人雇用者数の届け出制度」で全数をキチンと把握しているのですよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「厚生労働省 在留資格別外国人労働者数の推移」より
https://www.mhlw.go.jp/content/11655000/001195787.pdf
出典:厚生労働省 「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和6年10月末時点)より(10月19日利用)
上記のグラフは、「厚生労働省」が発表している2008~2024年の「在留資格別外国人労働者数の推移」です。
このグラフの推移から、2020年以降の4年分を書き出しますね。
◎「在留外国人労働者の推移」(1000人以下切り捨て)
①「2020年:172万人」
②「2021年:172万人」
③「2022年:182万人」(10万人増)
④「2023年:204万人」(22万人増)
⑤「2024年:230万人」(26万人増)
https://www.mhlw.go.jp/content/11655000/001389442.pdf
(出典:厚生労働省 「外国人雇用状況」の届出状況まとめ:令和6年10月末時点より:10月19日利用)
おー、上記を見ると、「在留外国人人口」は増加の一途でしかも年々増えていますね。
(o゚Д゚)オー
コロちゃんは、最近の「円安」で「安いニッポン」となっていますから、「賃金の安い日本」に「外国人労働者」は今後あまり増えないだろうと考えたこともありましたよ。
しかし、どうやら杞憂に終わったようですよ。
コロちゃんは、どんどん「外国人労働者」が増えて、減少する「日本人」をカバーして助けてくれることを望んでいますよ。
次に、その「減少する日本人の人口」をちょっと見てみましょうね。

3.「減少する日本人をカバーするのが外国人労働者だよ」
さてコロちゃんは、「減少する日本の将来人口」の数字が分かる資料を探してみると、「国立社会保障・人口問題研究所」が、2023年に「日本の将来推計人口(令和5年推計)」を発表していました。
ただ、その内容を読み解くのは、素人のコロちゃんにはちょっとハードルが高かったので、「日本経済研究センター」の「齋藤潤の経済バーズアイ」と言う発表からデータを教えてもらいましたよ。
その内容によると、「日本の将来推計人口」は以下の通りとなっているとされていますよ。
◎「日本の将来推計人口」
(日本人と外国人を分けた推計値:小数点以下切り捨て)
①「日本人」
・「2020年:1億2615万人」
・「2070年: 7761万人」(37%減)
・「2120年: 4120万人」(66%減)
(カッコ内は2020年比)
②「外国人」
・「2020年:275万人」
・「2070年:935万人」(3.4倍)
・「2120年:850万人」(3.1倍)
(カッコ内は2020年比)
③「総人口に占める外国人の割合」
・「2020年: 2%」
・「2070年:10%」
・「2120年:17%」
https://www.jcer.or.jp/j-column/column-saito/2023062.html
(出典:日本経済研究センター 齋藤潤の経済バーズアイより:8月3日利用)
えー、「①日本人は2120年」になると66%も減っちゃうの-!
(o゚Д゚)エエッ!!
これって「日本人」は、「95年後」には7割近く減るってことですよ。
それを「②外国人」が850万人と3倍に増えてカバーしてますよ。しかし「③2120年」には外国人が2割近くまで増えますよ。
これって、もう「日本社会」は変わらざるを得ませんよ。なにしろ「4000万人の日本人と850万人の外国人の社会」ですよ。
こうなると、コロちゃんの住む町内にも何世帯か住むようになるでしょうね。まあ、2120年というと今から95年後ですから、もうコロちゃんは・・・。いないよね。

4.「外国人に社会保険料を払っていただきましょう」
さて、コロちゃんの考え方を書きますね。
コロちゃんは「年金生活者」ですから、コロちゃんたちの「年金」を支えてくれる「若者たち」が増えることには大歓迎しますよ。
今でさえ、若者たちから「社会保険料(年金・医療・介護等)を下げろ!」との声が高く上がっています。
これって「高齢者」の「年金・医療・介護など」の負担が、もう重すぎるって叫ぶ「若者たちの悲鳴・怒号」ですよね。
コロちゃんは「年金を支給していただいている身の上」ですから、誠に「現役世代の方々」には申し訳ない思いでいっぱいですよ。
かといって、今の「年金額をカットする」なんてことが始まってしまったら、コロちゃんは泣いちゃいますよ。
˚‧º·(˚>ᯅ<)‧º·˚エーン
今でさえ「清貧ライフのコロちゃん」の年金が、これ以上減らされたならば「極貧ライフのコロちゃん」になってしまいますからね。
そこで、どんどん「若い外国人の労働者の皆さん」に、「日本」で働いていただいてシッカリと「社会保険料と税金」を払っていただきたいと、コロちゃんはお願いしたいですね。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「法務省 在留外国人に対する基礎調査:年齢」より
https://www.moj.go.jp/isa/content/001415875.pdf
出典:法務省 令和6年度在留外国人に対する基礎調査より:8月3日利用
上記のグラフは、「法務省」が発表した在留外国人の年齢分布」です。下に書き出しますね。
◎「在留外国人の年齢分布」(少数点以下切り捨て)
①「18~19歳: 1%」
②「20~29歳:30%」(最多)
③「30~39歳:29%」
④「40~49歳:18%」
⑤「50~59歳:12%」
➅「60~69歳: 6%」
⑦「70歳以上 : 2%」
https://www.moj.go.jp/isa/content/001436042.pdf
(出典:法務省 令和6年度在留外国人に対する基礎調査より:8月3日利用)
ふーむ、一番多いのが「②20~29歳:30%」ですね。
( ̄へ ̄|||) フーム
若いですねー、「39歳以下で6割(1%+30%+29%=60%)」を占めますよ。これなら、しばらくの年月は「社会保険料と税金」をシッカリと払っていただけますよ。
これらの「若い外国人」の皆さんは、コロちゃんたち「年金老人」を今後長い年月にわたって支えてくれそうですよ。
日本では、過去の「少子化対策」がことごとく失敗に終わっていますからね。この際「外国人労働者の方々」に「日本社会」の一翼を支えていただきましょう。
コロちゃんの考え方は、上記の通りですよ。
確かに「外国人の誘致」には、社会の摩擦などが懸念されますが、そんなことは「年金財政の維持」の前では些細な問題ですよ。
若い皆さんも、将来の「年金財政が破綻」なんてことになったら困るでしょう。
コロちゃんは、どう考えても「少子化対策が成功して将来日本人が増える」とは思えないのですよ。だったら、「セカンドベスト」として「外国人」に日本に来てもらいましょうよ。
そして、今ちょっと危うくなっている「社会保険制度(年金・医療・介護等)の維持」を少しでも助けてもらいたいと考えていますよ。

5.「コロちゃんと消えた年金」
さて今日は「外国人が増えると財政は改善するんだって」をテーマに考察して見ました。
何と言っても、今の日本では「国債」にしろ「年金」にしろ「財政・財源」で困っていることが多いですからね。
最後の「コロちゃん話」は、「社会保険(年金・医療・介護等)」繫がりで「消えた年金のエピソード」を書いて見ましょう。
皆さん「消えた年金」と言う言葉を憶えていらっしゃいますか?
この「消えた年金」とは、2007年に「持ち主不明の年金記録が5000万件ある」という衝撃的な事実が明らかになったことです。
当時の「日本社会」を大きく揺るがしました。これは18年前に起きた「事件」ですね。
この「不明な5000万件の記録」は、それぞれの年金記録を統合した際に古い番号のままで記録したことによる他に、紙台帳をコンピュータに転記する際に間違って移したものもあったとされています。
この時の「社会の衝撃」は大きく、その直後の「2007年の参議院選挙での自民党の惨敗」に繋がっています。
コロちゃんは、この2007年に「自分の年金記録の確認」もしてみましたが、同時に当時健在だった「母の年金記録」も調査請求をしたのです。
そうしましたら出てきましたよ。母には、「太平洋戦争時」の「女学生の勤労動員の年金記録」があったのです。
何でも「母」によると、「戦争中」に「日立の軍需工場」で、女学生が勤労動員で「機関銃の弾丸づくり」に駆り出されたことがあると言うのです。
母は当時「10代後半の年齢」でしたね。
今で言うと「高校生ぐらいの年齢」でしょうか。そんな「若い女の子」が「機関銃の弾丸」を作っていたなんて、どんな気持ちだったのでしょうね。
おっと、話しがそれちゃいましたね。
\(-\)(/-)/ ソレハコッチニオイトイテ…
とにかくコロちゃんが驚いたのは、その時の「勤労動員の日立の工場勤務」が「年金記録」として残っていたことです。
コロちゃんの知る限りでは、「日本の国民年金」は1960年に始まっています。それ以前となると、一部の「事業会社だけが年金制度」があったと聞いていますね。
それに「勤労動員学徒」は「年金対象外」との通達もあったみたいなんですよね。
そのあたりの詳細は、もうコロちゃん年代ではわかりません。だってコロちゃんは戦後生まれですから、この頃にはまだ影も形もありませんよ。
ただ「当時の軍需工場」では、「徴用工」や「軍属・女子挺身隊」などの勤務もあったようですから、母はそちらで働いていたのかも知れません。
その後コロちゃんの母には、「年金記録がありました」との通知とともに「年金額:110万円」の追加支給がありました。
コロちゃんはその時に、「消えた年金」で「110万円が支給となった」ことに驚きましたよ。
今ではこんなことはあり得ないと思いますが、紙と手作業で「年金記録」を付けていた「昭和の時代」ならではの出来事ですね。
そして戦争中の「軍需工場」で、「年金の記録」をキチンと付けて保管していた「日本人の生真面目さ」をマジマジと見た思いがしましたよ。
ああ、そう言えばどっかに「若き母上様」のフォトがあったよなー?

ああ母上様は、「挺身隊」だったようですね。
うーむ、このフォトは「終戦(1945年)」より前でしょうから、生まれ年から見ると17歳以下ですね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
だけどもっと「年長の女性」に見えますね。当時は「平均寿命も短い」ですから、「大人になる」のも早かったのかも知れませんね。
今のコロちゃんから見ると、どうみても「20代の女性」のように見えますよ。
服はたぶん「女子挺身隊の制服」でしょう。だってフォトを撮った場所が「日立製作所にて」って書いてありますものね。
とっても「美人だ」と言う事にしておきましょう。母上様、美しいですよ。
(๑^᎑^๑)
今日のエピソードは、コロちゃんの母が「主人公」でしたよ。
母は、昭和の初めに生まれて、本来ならば一番楽しいはずの「青春時代」を「戦争」で踏みにじられた世代の女性でしたよ。
コロちゃんは、母の人生を思うと「戦争だけはイヤだ」と思いましたよ。今後も「平和な日本」であって欲しいと心から願っていますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

コメント