【社会考】「あしなが育英会」のレポートを読む

社会

おはようございます。昨夜コロちゃんに、姉さんからメールが届きました。コロちゃんは、「おー、久しぶりだなー」と思いながら読んでみましたよ。

「私もSFを読んでいるけど、ジェイムズ・ホーガンの『星を継ぐもの』は面白かったわよ」byコロちゃんのねーちゃん

姉さんは、ちょっと前にコロちゃんがブログで「【読書考】プロジェクト・ヘイル・メアリーを読んで」を紹介しているのを見て、別の面白そうな「SF小説」を紹介してくれたのですよ。

コロちゃんには、1人「年上の姉さん」がいるんですよ。そりゃ「姉さん」って言ったら「年上」に決まってますよね。

あわわ、女性の年の話しはやめときましょう。
(;゚д゚)..アワワ

コロちゃんは「読書好き」ですが、コロちゃんの姉さんもまた「読書好き」なのですよ。

以前に姉さんは「ベッド横のテーブルに読む本を10冊ぐらい置いてないと不安になる」と言っていましたよ。

そこでひとしきり、コロちゃんは姉さんとメールをやり取りしましたけれど、もうコロちゃんの年上の肉親で健在な方は、姉さんしかいなくなってしまいましたよ。

コロちゃんは、高齢になれば段々周りの人間は減ってくるのが当然ですから、あまり「さみしい」とは感じてはいませんけれど、それでも「姉さん」が健在でいてくれるのは嬉しいですね。

コロちゃんは、さっそく「図書館」に「星を継ぐもの」の予約を入れましたよ。なお、この本をお読みになりたい方は、下記のリンクをご参考にしてくださいね。

姉さんからのメールが、ちょっと嬉しかったコロちゃんが、今日は「あしなが育英会のレポートを読む」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「あしなが育英会の奨学金の半数以上が給付できずとなっているよと、あしなが育英会の調査レポートを読むよ」

☆「潮が満ちてくると背の低い人からおぼれ始めるよと、物価上昇で溺れそうになっている層はどこか?」」

☆「バラバラの物価高対策よりも根本を変えてねと、コロちゃんと父親の死」

1.「あしなが育英会の奨学金の半数以上が給付できずとなっているよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「遺児家庭の所得平均の半分未満/あしなが育英会調べ」という見出しが目に入りました。

コロちゃん自身も「父親のいない家庭」で育ちましたから、このような記事を読むとコロちゃんはつい「感情移入」してしまうのですよ。

この記事によると、「あしなが育英会の奨学金を受給している世帯の可処分所得は、全世帯平均の半分に満たない」と報じていました。

さらに「奨学金申請者は増えているものの、半数以上に給付できていない」と悲痛な事情も報じていますね。

そこで「4月19日から全国で街頭募金への協力を求める」と呼びかける記事となっていました。

コロちゃんは、さっそく「あしなが育英会」のサイトから、現在の「遺児家庭の置かれている実状」を調べてみましたよ。

なお、この「日経新聞」の「遺児家庭の所得平均の半分未満/あしなが育英会調べ」をお読みになりたい方は、以下のリンクのクリックをお願いします

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO87783800S5A400C2CM0000/

2.「あしなが育英会の調査レポートを読むよ」

直ぐに「あしなが育英会」の、「あしなが高校奨学生保護者 生活実態調査レポート」はみつかりましたよ。

だけど、ざっと読んだコロちゃんは胸を痛めましたよ。だって酷いんですよ。

この「調査レポート」では「あしなが育英会の高校奨学生の保護者の経済的貧困、時間貧困、社会的孤立の3つの問題が明らかになった」としています。

➀「経済的貧困:全世帯平均の半分以下」

まず調査した内容の「高校奨学生の家庭の可処分所得※」ですね。

(※可処分所得:所得から税金や社会保険料などを差し引いた残り:手取り収入)

下に「全世帯の数値」と比較しながら書き出しますね。

◎「可処分所得(手取り額)の比較」(1000円以下切り捨て)

➀「全世帯平均    :405万円」
➁「全母子世帯平均  :251万円」
③「高校奨学生世帯平均:187万円」

https://www.ashinaga.org/ja/documents/report20250326.pdf
(出典:あしなが育英会:あしなが高校奨学生保護者:生活実態調査レポートより:4月3日利用)

上記を見ると、「③高校奨学生世帯平均:187万円」は、「➀全世帯平均:405万円」の半分以下で、「➁全母子世帯平均:251万円」よりも更に64万円も低くなっています。

コロちゃんは「ひとり親世帯」の「相対的貧困率※」が、「44.5%※」と2世帯に1世帯だと聞いていましたから、「高校奨学生世帯」はそれよりも酷いと驚きましたよ。

(※相対的貧困率:平均手取り額の半分以下の世帯)
(※44.5%:厚生労働省2023国民生活基礎調査より)

この「高校奨学生世帯の稼働所得の低さの理由」として、レポートは以下の理由をあげています。

◎「稼働所得の低さの理由」

➀「シングルインカム」
➁「非正規雇用の多さ」
③「病気障害により就業が困難」

コロちゃんは、よく「貧困家庭」に対して「もっと働けばよい」という言葉を聞くことがありますが、そうではなく「働けない家庭」もあるのですよね。

そこもちゃんと調べていますよ。下記でしたよ。

◎「保護者の健康状態」

➀「健康である      :50%」
➁「病気で治療を受けている:30%」
③「病気がちである    :10%」

https://www.ashinaga.org/ja/documents/report20250326.pdf
(出典:あしなが育英会:あしなが高校奨学生保護者:生活実態調査レポートより:4月3日利用)

上記を見ると、ほぼ半数の保護者が「健康ではない」と回答しています。これは、自己責任ではどうしようもありませんし、ましてや「子ども」に責任は全くないと思いますよ。

➁「時間的貧困:睡眠や食事時間を削って働いているよ」

この「調査」では、「一般の40代・50代の女性」と「高校奨学生保護者の40代・50代女性」の「睡眠・食事時間」と「仕事・家事時間」を調べています。下記でしたよ。

◎「仕事や家事など」

・「一般40代女性 :10.1時間」
・「保護者40代女性:13.5時間」
(保護者40代女性の方が3.4時間長い)

・「一般50代女性 : 9.5時間」
・「保護者50代女性:13.1時間」
(保護者50代女性の方が3.6時間長い)

◎「睡眠・食事時間」

・「一般40代女性 :9.9時間」
・「保護者40代女性:8.1時間」
(保護者40代女性の方が1.8時間短い)

・「一般50代女性 :9.7時間」
・「保護者50代女性:8.2時間」
(保護者50代女性の方が1.5時間短い)

https://www.ashinaga.org/ja/documents/report20250326.pdf
(出典:あしなが育英会:あしなが高校奨学生保護者:生活実態調査レポートより:4月3日利用)

あー、これは大変だわー。これって「1日の時間」ですよね。
( ¯ O¯)アー

上記を見ると、「高校奨学生の保護者」の40代・50代の女性は、一般の女性よりも「仕事・家事時間」が「3.4~3.6時間」も長いのですよ。おそらく無理をして「働いている」のでしょうね。

そして、その分短くせざるを得なくなったのが、「睡眠・食事時間」ですね。

「高校奨学生の保護者」の40代・50代の女性は、一般の女性よりも「睡眠・食事時間」が「1.5~1.8時間」短くなっています。たぶん寝る時間を減らしているのでしょう。

③「社会的孤立が深まっているよ」

最後にもう1つ「レポート」で報告しているのは、「高校奨学生保護者の社会的孤立」です。

「生活上の問題」について、保護者自身が「相談できる相手」を尋ねたところ、回答は下記でした。

◎「生活上の問題を相談できる相手」(小数点以下切り捨て)

➀「親  :34%」
➁「友人 :34%」
③「子ども:32%」

④「いない:20%」
⑤「配偶者 : 0%」

https://www.ashinaga.org/ja/documents/report20250326.pdf
(出典:あしなが育英会:あしなが高校奨学生保護者:生活実態調査レポートより:4月3日利用)

うーむ、相談相手が「④いないが20%」もありますよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム

それに「⑤配偶者:0%」ですから、大分部分は「離婚・別居の母子家庭」かと思われますね。

また、「内閣府の調査では不安や悩みを相談する相手が『いない』と回答した人の割合は8.7%」だったとも書いていますね。

この調査では、その「内閣府の調査の8.7%」よりも約2.4倍ですから、「高校奨学生世帯」の孤立度はより高いとなっていますよ。

そして「経済的にも時間的にも余裕がない状態にある母親は、友人と交友することも難しく・・・カウンセラーや行政、NPO などへの相談で時間を使うことは収入の減少に直結する」とも指摘しています。

何とも「高校奨学生家庭」の苦しい生活が伺える内容ですよ。

そして、この「レポート」は、最後に以下のようにまとめています。

「重要なのは問題の根幹には経済的貧困があるということだ」

「経済的困窮が、時間貧困の原因となり、時間貧困によって社会的孤立を深めていくことを示唆した点が本調査の最も重要な点と言える」

そうなんですよね、この「高校奨学生世帯の問題」にしても、「子どもの貧困率」にしても、「高齢者の貧困」にしても、「経済的困窮」を解決しない限りどうしようもないことばかりですよ。

コロちゃんは、これらの「経済的困窮」の解決・軽減には「物価高」に手を付けない限り、どうしようもないと考えていますよ。

なお、この「あしなが育英会」の「あしなが高校奨学生保護者 生活実態調査レポート」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

https://www.ashinaga.org/ja/documents/report20250326.pdf

3.「潮が満ちてくると背の低い人からおぼれ始めるよ」

皆さん、「潮が引いて初めて、誰が裸で泳いでいたかわかるのだ」という格言をご存じですか?

この言葉は、アメリカの投資家の「ウォーレン・バフェット氏」の有名な格言ですね。彼は卓越した投資手法から「オマハの賢人」とも呼ばれている億万長者です。

コロちゃんは、この言葉をもじって「物価上昇の影響の風景」を「潮が満ちてくると背の低い人から溺れ始める」と考えていますよ。

もちろん、この場合の「背の低い人」は「社会的弱者」です。

現在行なわれている「政策」の「物価と賃上げの好循環」では「5%以上の賃上げされる背の高い人」と、「少しの所得上昇しか得られない背の低い人」がいます。

そうなると「物価上昇」が続く限り、順番に溺れる人が増え続けると思いますよ。

上記で見てきた「高校奨学生の世帯の方々」の苦境は、決して彼らだけにとどまりません。今後社会の各層で、同じ苦境に追い込まれる方々が増え続けるでしょうね。

その「社会的弱者」を次に見ておきましょう。コロちゃんの「年金生活者」の中にも多数いらっしゃいますよ。

4.「物価上昇で溺れそうになっている層はどこか?」

今日冒頭でご紹介した「あしなが奨学金」の対象者は、「ひとり親家庭の子ども」となっていますが、が、今の「日本」では夫婦のどちらかが欠けるとたちまち「貧困リスク」に襲われます。

現在の「物価上昇」が続く中で「溺れそうになっている層」の1つが、この「ひとり親家庭」ですね。

➀「母子家庭の平均年収は272万円だよ」

コロちゃんが「社会学の本」を読んで知ったことは、「ひとり親家庭」の半数が「相対的貧困率※」以下の生活となっていることですね。

(※相対的貧困率:国民の所得の中央値の半分に満たない人の割合)

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「厚生労働省 貧困率の状況」より

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/14.pdf
出典:厚生労働省 2022年国民生活基礎調査の概況 貧困率の状況(4月3日利用)

上記のグラフは、「厚生労働省」が発表した1985~2021年の「貧困率の年次推移」のグラフです。

一番上の「点線グラフ」が「ひとり親世帯の貧困率」です。2018年以降の2回分の調査結果を、下に書き出しますね。

◎「ひとり親世帯の貧困率」

➀「2018年:48.3%」
➁「2021年:44.5%」

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/14.pdf
(出典:厚生労働省 2022年:国民生活基礎調査の概況:貧困率の状況より:4月3日利用)

うーむ、「ひとり親世帯」の半分近くは「貧困」なのですね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

全世帯を対象とした「相対的貧困率(実線グラフ)」は「15.4%(2021年)」ですから、「ひとり親世帯の貧困率44.5%(2021年)」がいかに高いのかがわかりますね。

分かりやすく言うと、「離婚したら2組に1組の親子は貧困になる」ということですよ。

なお、コロちゃんが「ひとり親世帯数」を調べてみましたら、以下でした。この数値から「ひとり親世帯の中の貧困世帯数」がわかりますね。

◎「ひとり親世帯の貧困率とその世帯数」

➀「ひとり親世帯貧困率:44.5%(2021年)」

➁「ひとり親世帯数」
・「母子世帯数:119.5万世帯」
・「父子世帯数 :14.9万世帯」
・「合計数  :134.4万世帯」

③「ひとり親世帯の中の貧困世帯数」
・「134.9万世帯×44.5%=59万世帯」

ああ、「ひとり親の貧困世帯数」は、全国でざっと60万世帯ですね。子どもの数までは分かりませんでしたが「100万人以上」になりそうですね。

そして「ひとり親家庭」には、「母子家庭と父子家庭」がありますが、「平均年収」を見るとまだ「父子家庭は518万円※」ですが、「母子家庭は272万円※」なのですよ。

(※厚生労働省:令和3年度 全国ひとり親世帯等調査の結果より)

圧倒的に「生活が苦しいのは母子家庭」ですね。見やすいように下に書きますね。

◎「ひとり親家庭の平均年収」

➀「母子家庭:平均272万円」
➁「父子家庭:平均518万円」

https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/f1dc19f2-79dc-49bf-a774-21607026a21d/9ff012a5/20230725_councils_shingikai_hinkon_hitorioya_6TseCaln_05.pdf
(出典:厚生労働省:令和3年度 全国ひとり親世帯等調査の結果より:4月3日利用)

コロちゃんは、この「➀母子家庭:平均272万円」の親子が、「物価上昇で溺れそうになっている層」だと考えていますよ。

次はコロちゃんも含まれている「貧しい高齢者層」ですよ。

➁「貯蓄のほとんど無い貧困な高齢者世帯数は3割だよ」

さて、最後に「物価上昇」という汐が満ちてくると「溺れそうになる層」としてコロちゃんも含まれる「高齢世帯」を見てみましょう。

最近では「多額の資産を保有している豊かな高齢者」という文脈で取り上げられることもある「高齢世帯」なのですが、「貧しい高齢世帯」も数多くあります。

そこで、次に「高齢者の資産分布」を見てみましょう。ちゃんと「調べているお役所」があるのですよ。下に書き出しますね。

◎「高齢者世帯の金融資産分布」(小数点以下切り捨て)

➀「貯蓄がない:11%」

➁「貯蓄がある:80%」
・「100万円未満      :6%」
・「100~400万円未満  :15%」
・「400~700万円未満  :10%」
・「700~1000万円未満  :6%」
・「1000~2000万円未満:14%」
・「2000万円以上     :22%」(ボリュームゾーン)

③「高齢者世帯平均:1600万円」(100万円未満切り捨て)

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/14.pdf
(出典:厚生労働省:2022年 国民生活基礎調査の概況より:4月3日利用)

上記は、「厚生労働省」の発表した「各種世帯の貯蓄額階級別・借入金額階級別世帯数の構成割合」のデータです。

ほうほう、ある所にはあるもんですね。「2000万円以上」お持ちの高齢世帯が「22%」もいらっしゃいますよ。
(  ̄O ̄)ホウホウ

コロちゃんみたいに、ないところにはないですけれどね。

コロちゃんは、「高齢者」はいざという時のために、せめて「400万円ぐらい」は貯金を持っていないと安心できないと考えていますね。

最後にポックリ逝くまでに、「入院費や介護費」がかかりそうですし、「葬式代」も100万円程度はかかるでしょうからね。

だから、上記の「➀貯蓄がない11%」+「➁100万円未満6%」+「100~400万円未満 :15%」=「32%」までは「貧困高齢者世帯」に入れてよいと考えていますね。

ざっと3割の「高齢者世帯」ですね。

現在「高齢者世帯(65歳以上世帯)」は2747万世帯(※)ですから、その3割というと約800万世帯をコロちゃんは、「潮が満ちてくると溺れる高齢世帯」に勝手に認定しますよ。

(※内閣府:令和6年版高齢者会白書より)

ここでまとめると、コロちゃんが「物価上昇という汐が満ちてくると溺れる世帯」と見ている方たちは、以下の2つの層となりました。

◎「コロちゃんが見た汐が満ちてくると溺れる層」

➀「ひとり親世帯の母子世帯  :120万世帯」
➁「貯蓄がない・少ない高齢世帯:800万世帯」(コロちゃん含む?)

ざっと合計すると「1000万世帯」となりますね。人数は2000万人近くになるかも知れませんね。次にどうしたら「物価上昇」に対抗できるのかを探ってみましょう。

5.「バラバラの物価高対策よりも根本を変えてね」

現在「石破総理」も「野党の方々」も、「物価高対策」を矢継ぎ早に語り始めています。

今朝の報道では、「自民・公明・国民民主党の幹事長」が、「6月から2026年3月までガソリン価格を低額で引き下げることを合意した」と報じていました。

また先月の3月にも「石破総理」は「ガソリン税に上乗せしている旧暫定税率の廃止を巡り「なるべく早く結論を出してしかるべきものだと思っている」と述べたと報じられています。

だけど、この「ガソリン暫定税率の廃止」には、1.5兆円の財源に穴が開くそうですよ。その「穴埋めの財源」はどうするんでしょうね?」

また、「食料品の消費税の引き下げ」をめぐり、石破茂総理大臣は「物価高対策の1つの対応として考えられないことではない」と述べたとも報じられています(3月28日)。

ただ、その直後の4月1日に「(消費税減税の)税率引き下げは適当ではないと考えている」と直ぐに否定しましたけれどね。

いよいよ「禁じ手」の「消費税の引き下げ」まで、「与野党」から発言が出始めましたね。

なにしろ「消費税」は1%引き下げをすると「2.4兆円」の税収が無くなりますから、どこから「財源」持ってくるんだという話になりますよね。

「消費税」は、もう使い道が「社会保障費」って決まっているんですよ。
消費税率1%分の地方消費税収を除く)

コロちゃんは、「ガソリン価格」を引き下げたって、あんまり「車に乗らない高齢者」には物価高対策にはならないと考えますよ。

それに「消費税率の引き下げ」だって、どうせ1年限りか2年限りでしょうね。そんなのちょっとした「物価高」が続けば、「元の木阿弥※」じゃないですか。

(※元の木阿弥:戦国時代の武将筒井順昭の逸話:筒井順昭が病死した際、死を隠し〈木阿弥〉を影武者として、嫡男が成長した後に木阿弥は僧侶に戻った故実による:努力してきたものが無駄になってしまった例)

コロちゃんは、そんな「弥縫策」をあちこちでバタバタやるよりは、その根本にある「物価高を退治すること」をお勧めしますよ。

「臭いにおいは元から絶たなきゃダメ※」なんですよと、コロちゃんは声を大にして言いたいですよ。

(※ジョンソンのトイレの消臭剤シャットのCM:1975年)

だけど、たぶんこの「物価上昇」は間違いなく数年以上は続くでしょうね。この「物価上昇の満ち潮」に溺れそうな上記の方々は、心して覚悟する必要があると思いますよ。

6.「コロちゃんと父親の死」

今日は「あしなが育英会の奨学金を受給している世帯の可処分所得は、全世帯平均の半分に満たない」という新聞記事から、その周辺事情を調べてみました。

コロちゃんは、「母子家庭の子どもが苦労する姿」を見聞きすると、自分の子ども時代のことを思い出してしまうのですよ。

コロちゃんは、まだ1~2歳のころに「両親が離婚状態」となりました。だからコロちゃんには「父親の記憶」が一切ありません。

コロちゃんよりも年上の姉は、まだ幼い時に「父親がイヤそうな顔をしながら高い高いをしてもらった記憶」があると言っていましたけれどね。

その後のコロちゃんと姉は、母親の献身的な苦労で何とか無事に成人しましたけれど、その間のコロちゃんと姉が受けた様々なマイナスの影響は、とても一言で言えるものではありませんでしたよ。

「昭和時代」には、周りから「父(てて)なし子」と言われたのですよ。「父親のいない子ども」への社会の偏見も酷かったのですよ。

コロちゃんと姉は、大きなハンデを背負って生きてきたのです。

そんなコロちゃんと姉に、「父親がもう長くないから面会に来てくれ」との連絡が入ったことがありました。

コロちゃんが40代のころでしたっけ。1990年頃のまだ子どもが小学生だった頃のような?
σ( ̄^ ̄)はて?

コロちゃんと姉は、離婚後は父親とはまったく会ったことがなかったのですが、「父親の死」を間近にして、親族を通じて「会ってやってくれ」と頼まれたのですよ。

そしてコロちゃんと姉は、2人そろって「40数年ぶり」に、死を目前にした「父親と面会」したのです。

父親は「末期の喉頭がん」でしたね。

もう言葉はしゃべれなくなっていましたが、意識ははっきりしていて、手元のメモ帳に「すまなかった」と一言書いてコロちゃんに手渡したのですよ。

さー、どうしましょう? 40数年間の恨みつらみをぶつけましょうか? 黙って立ち去りましょうか? 

それとも、バカヤローと大声でどなればスッキリするでしょうか?

コロちゃんのその後の行動は、「もう頭がすっかり禿げ上がった父親」の手を取り、以下のように返事したのですよ。

「もう何とも思っていないよ。私ももう子ども2人もいるし、元気に生活できてるから、気にすることはないよ」byコロちゃん

父親は、ホッとしたような顔をして、遠くを見つめながら静かに横たわっていましたよ。

さて大変だったのは、その後の帰り道ですよ。

姉さんからコロちゃんはしこたま怒られましたよ。

何しろコロちゃんも姉も、父親には「恨みつらみ」はいっぱいあったのですからね。
プンスカ ٩(๑`н´๑)۶ プンスカ!

だけど、コロちゃんは姉さんに言ったのですよ。

「そんなこと言っても、今にも死にそうな相手に、ざまあみろ、自業自得だ早く死んじまえ!とは言えないでしょ」byコロちゃん

姉さんも「そりゃそうだけど」と答えながらも、なんとも納得できないという顔をしていましたよ。父親は、その面会からほどなくして「死去の知らせ」が入りましたよ。

コロちゃんは思うのですよ。「父母の離婚」は、子どもの心と生き方に甚大な影響を及ぼしますよって。子どもには何の罪もないのにですよ。

何しろ、現在70代のコロちゃんでも、「父親が不在だった影響」はいまだに残っていますからね。

そんなコロちゃんですから、今日の冒頭の「遺児家庭の子どもたち」の将来が幸せに満ちたものであることを、心から祈りますよ。

今日の記事は、最後の「コロちゃん話」がちょっと重いものになりましたが、これもコロちゃんの一面ですので、どうかご寛恕お願いしますよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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