おはようございます。今日は雨の予報がでていますね。今朝のワンコとの散歩では、厚い雲が空を埋め尽くしていました。
コロちゃんの住む地方では、今が「桜吹雪」の真っ最中なのですが、今日の雨ですっかり散ってしまいそうですよ。
今日のワンコは、散歩から帰ると直ぐに「こたつの中」に潜り込んで出てきません。どうやらこのワンコは「こたつ犬」になってしまったようですね。
コロちゃんは、「春」が来たら「こたつ」を片付けるつもりだったのですが、このワンコの様子を見ていると、まだまだ「こたつ」は必要みたいですよ。
この「こたつ犬」は、今のコロちゃんの「唯一の家族」ですからね。少々の「我がまま」は許してあげますよ。
そんなコロちゃんが今日は「高齢者6万人が孤独死しているよ」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「1人暮らし自宅死の8割近くが高齢者だよと、最多死亡者は85歳以上だよ」
☆「発見が3日以上たつのはイヤだよねと、身寄りのない高齢者はどの位の数がいるのか?」
☆「コロちゃんは自宅死を望みますと、コロちゃんのこれだけは覚えておこう」
☆「コロちゃんと孤独死」

1.「1人暮らし自宅死の8割近くが高齢者だよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「高齢者『孤独死』5.8万人/昨年発見に1ヵ月以上7.8%」という見出しが目に入りました。
コロちゃんは、わが身もいつ「自宅死」になるかも知れませんし、またコロちゃん自身も「自宅死をしたい」と望んでいますので、この記事を食い入るように読んでみましたよ。
この記事によると、「昨年2024年に1人暮らしの自宅で亡くなった人は7万6020人で、うち76.4%の5万8044人が65歳以上の高齢者だった」と報じています。
ふむふむ、一人暮らし自宅死の8割近くが高齢者なのですね。
(σロ-ロ)✧ふむふむ
まあ、これは不思議ではないですね。
ただこれが救急車を呼ぶことも出来なかったのか、それとも静かに眠るように逝ったのかで「死への旅立ちの風景」は全く違ってきますが、そこまでは分からないですね。
この内容は「警視庁による初めての集計」だそうですよ。そしてこのデータを元に「政府は必要な施策を検討する」とありましたけれど、どんな「施策」が出て来るんでしょうね?
コロちゃんは、取り合えずまずはこの「警視庁の発表」を探して読んでみることにしましたよ。
なお、この「日経新聞」の「高齢者『孤独死』5.8万人」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「最多自宅死亡者は85歳以上だよ」
コロちゃんがポチポチとネタ元を探してみると、直ぐに「警視庁の発表」は見つかりましたよ。下記でしたよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「警視庁 警察取扱死体のうち、自宅において死亡した一人暮らしの者:年齢階層別」より
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/shitai/hitorigurashi/R6nennreikaisoubetu.pdf
出典:警視庁:令和6年中における警察取扱死体のうち、自宅において死亡した一人暮らしの者についてより:4月13日利用
上記のグラフは、警視庁が発表した「自宅において死亡した一人暮らしの者(令和6年)」です。
「年代別」に分けられていますが、コロちゃんが興味を持つのは、コロちゃんと同じ「高齢者」ですので、下記に「60歳以上」を書き出しますね。
◎「1人暮らしの高齢者の自宅死の割合:2024年」(100人未満切り捨て)
➀「60~64歳: 5800人」
➁「65~69歳: 7800人」
③「70~74歳:1万1600人」(コロちゃんはココ)
④「75~80歳:1万2500人」
⑤「80~84歳:1万1300人」
➅「85歳以上 :1万4600人」
⑦「65歳以上合計:5万8000人」
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/shitai/hitorigurashi/R6nennreikaisoubetu.pdf
(出典:警視庁:令和6年中における警察取扱死体のうち、自宅において死亡した一人暮らしの者についてより:4月13日利用)
うーむ、グラフでは「⑤80~84歳:1万1300人」のところだけ、ちょっと凹んでいますけれど、人口ボリュームがありそうですから、これだけでは多いのか少ないのか分かりませんね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
そうだ「日本の年代別の死者数」を調べてみましょう。
(o ̄∇ ̄)ノそうだ!!
それと上記の死者数の割合を計算してみますね。そうすれば「どの年代の方」の自宅死亡が多いのか分かりますよね。
以下でしたよ。
◎「60歳以上年代別死者数と自宅死の割合」(1000人未満切り捨て:小数点以下切り捨て)
➀「60~64歳」
・「死者数:4万1000人」
・「自宅死者 : 5800人」
・「自宅死割合: 14%」
➁「65~69歳」
・「死者数 :6万5000人」
・「自宅死者 : 7800人」
・「自宅死割合: 12%」
③「70~74歳」(コロちゃんはココ)
・「死者数 : 13万3000人」
・「自宅死者 :1万1600人」
・「自宅死割合 :8%」
④「75~79歳」
・「死者数 :17万8000人」
・「自宅死者 : 1万2500人」
・「自宅死割合 :7%」
⑤「80~84歳」
・「死者数 :24万人8000」
・「自宅死者 : 1万1300人」
・「自宅死割合 :4%」
➅「85歳以上」
・「死者数 :8万1000人」
・「自宅死者 :1万4600人」
・「自宅死割合 :18%」
(死者数:e-Stat:統計で見る日本より)
へー、「➅85歳以上の自宅死が18%」と5人に1人と多いのは分かりますよね。この「年代」の方たちは、もうそろそろ「お迎え」が来る年代の方たちですからね。
( ¯ㅿ¯)へー
しかし、「①60歳以上」は、若い年代ほど「自宅死の割合が高い」ですよ。これは「謎」ですよ。
(*´・д・)はて?
コロちゃんが想像したこの「60代以上で若い年代ほど自宅死が多い理由」は、高齢になるほど「介護スタッフ」のお世話になっているから、「病状悪化」の発見が早いのかも知れないという事ですよ。
コロちゃんのところにも、毎週「月・金曜日は訪問ヘルパー」、「水曜日は訪問リハビリ」と、毎週3回「介護スタッフ」が通ってきてくれています。
こうなると、例えコロちゃんがいきなり倒れても、1~2日で必ず「介護スタッフ」の誰かが気が付いてくれると思われますね。
「高齢になるほど自宅死の割合が低い理由」は、「介護スタッフ」が症状悪化をいち早く発見して「入院」に進むからかもしれないとコロちゃんは想像しましたよ。
コロちゃんの「③70~74歳は8%」ですから12人に1人の割合ですね。コロちゃんは「自分の事」と考えていますから、決して多い数ではないと心しておきますよ。

3.「発見が3日以上たつのはイヤだよね」
コロちゃんは「自宅死」を望んでいます。これについては後で書きますね。
その前に今回の「警視庁」の発表から「死亡後何日で発見されたのか」を見ておきましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「警視庁 警察取扱死体のうち、自宅において死亡した一人暮らしの者:経過日数別」より
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/shitai/hitorigurashi/R6nennreikaisoubetu.pdf
出典:警視庁:令和6年中における警察取扱死体のうち、自宅において死亡した一人暮らしの者についてより:4月13日利用
上記のグラフは、警視庁が発表した「自宅において死亡した一人暮らしの者」です。「発見日数別」になっています。下に書き出しますね。
◎「1人暮らしの高齢者の自宅死:発見日数別:65歳以上」(1000人未満切り捨て)
➀「0~1日: 2万2000人」(ボリュームゾーン)
➁「2~3日: 7000人」(ココまで許容範囲)
④「8~14日 : 5000人」
⑤「15~30日 : 5000人」
➅「31~90日 : 3000人」
⑦「91~180日: 700人」
➇「180~365日:200人」
➈「366~ :100人」
➉「総数 :5万8000人」
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/shitai/hitorigurashi/R6nennreikaisoubetu.pdf
(出典:警視庁:令和6年中における警察取扱死体のうち、自宅において死亡した一人暮らしの者についてより:4月13日利用)
ほうほう、全体5万8000人の4割近い数が「➀0~1日」に発見されていますね。
(  ̄O ̄)ホウホウ
まあコロちゃんだったら、「3日」までに見つけてくれたら許容範囲ですね。
そうすると、「➀0~1日: 2万2000人」+「➁2~3日:7000人」=「2万9000人」となりますよね。
「1人暮らしの自宅死」は全体が「⑩5万8000人」ですから、ちょうど5割が「3日以内」に発見されることになりますね。2人に1人になりますよ。
これなら、一人暮らしのコロちゃんでも達成可能な目標でしょう。よし、コロちゃんは「3日以内に発見される自宅死」を目指しましょう。
もう死んでいれば「1日」でも「1年」でも変わらないと思いますけれど、コロちゃんは後々「あのおじいちゃんは、実は死んだときに・・・」と子々孫々の「語り草」にはなりたくないですよ。
特に「死んでまで臭い※」とは、絶対言われたくありませんね!
ヤダ(・д・ = ・д・)ヤダ
(※現在のコロちゃんが臭いと言われているわけではありません)
だから「3日後」ぐらいでしたら「セーフ」だと考えていますよ。
⊂(・∀・)つセーフ!!

4.「身寄りのない高齢者はどの位の数がいるのか?」
今日のテーマの「高齢者の孤独死」は、その大部分は「身寄りのいない高齢者」と「身寄りがいても遠方に住んでいる高齢者」の方である可能性が高いと思われますね。
2024年時点で、65歳以上で配偶者や子などの親族がいない「身寄りのない高齢者」は、約286万人と推計されており、これが2050年には約448万人にまで増えるとされています。
それがわかっているのですから、この「高齢者の孤独死問題」は、もっと本腰を入れて対策を考えて欲しいですよね。
このままでは、全国のあちこちで「1人でひっそりと誰も知らずに亡くなられる高齢者」が続出すると思われますよ。

5.「コロちゃんは自宅死を望みます」
コロちゃんは、将来は「自宅死」を望んでいます。だって、もう「病院」で死ぬ事は難しいでしょう。
将来の「日本」は「多死社会」となるでしょう。
昨年2024年の「死者数は161万人」です。これが2040年には「年間死亡者数は168万人」まで増えるとされています。
今後は徐々に「日本の病院」では、病床数が足りなくなり、入院期間は短く、入院のハードルも高くなっていくと思われます。
たとえ「入院」することが出来ても、直ぐに「退院」なり「別の施設」に転院となるのではないでしょうか。
それにコロちゃんは「読書が趣味」なんですよね。
「病院や施設」に入ってしまったならば、「自由に図書館」へ行くことが出来なくなるではありませんか。
だから、コロちゃんは最後まで「自宅」で頑張っていき、ちょっと「からだの具合が良い時」には、ちょろっと「図書館」へ行けるような環境を望みますよ。
それに自宅でしたら「Wi-Fiの環境」も整っていますしね。「ネットの世界」を自由に見て回ることも容易い事です。その楽しみも、なかなか捨てがたいですよ。
そうなると「在宅看護・在宅介護・在宅医療」ということになりますが、現在住んでいる地方では「一応は完備されている」と聞いています。
ただ、それがどのくらい「機能しているのか?」までは、まだわかっていませんけどね。今後時間をかけて調べていくつもりですよ。
それに「現状では完備」出来ていても、将来はどう変わるのかも分かりませんよね。その事も心しておきましょう。

6.「コロちゃんのこれだけは覚えておこう」
コロちゃんは、一時「自宅で死ぬ事」の本を何冊も読んでみたことがありました。その時に「心に残った知識」として「痛みと苦しみから救える薬」がありましたよ。
コロちゃんの「最後の時」が、どのようにして訪れて来るのかは誰にもわかりません。
よく「PPK(ピンピンコロリ)と死にたい」と聞きますが、実際に「PPK(ピンピンコロリ)」で亡くなる方は10%程度で、要介護1までで亡くなる可能性は7~8割程度とされています。
未来は誰にも分らないのですが、コロちゃんは「自宅で苦しみながら死ぬ」のはイヤですよね。
そこでコロちゃんが本で読んだ知識なのですが、強力な「鎮痛作用のあるソセゴン」と「精神安定と嘔吐抑制効果があるアタラックスP」を注射すると「安らかに死ねる」という事でした。
これを「ソセアタ」と呼称されるようですよ。
コロちゃんは、初めて聞きましたね。どうやらこの「ソセアタ」を注射すると「眠るように亡くなることが出来る」のかも?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?
この「ソセアタ」について書いてあったのは、下記の「家で死ぬことということ:著・石川結貴:2023年:文芸春秋社」という題名の本です。下記にフォトを添付しておきますね。
ただ「注射薬」ですから、医師か看護師にお願いしなけらばならないようですよ。コロちゃんはこれは良い知識を得られたと思いましたよ。
だって自宅で死ぬまで苦しみ抜くのはイヤですものね。ただ、これは「医療には素人のコロちゃんの理解」ですからね。
「薬の作用」については、まったく無知なコロちゃんですから、あまりあてにはしないで読み流してくださいね。
ただ、こんな薬もあるということだけは、しっかり覚えておこうとコロちゃんは思いましたよ。
なおコロちゃんは、この本の【読書考】を以前に書いています。
この「【読書考】家で死ぬということを読んで」をお読みになりたい方は、下記の一番下の「アイキャッチ」のクリックをお願いします。

7.「コロちゃんと孤独死」
コロちゃんは「孤独死」については恐れてはいません。「1人で死ぬこと」には別に「不安」や「さみしさ・悲しみ」は感じませんよ。
そもそもコロちゃんは、1970年代初頭に自立して生活を始めてからは、妻と一緒になるまでは「1人で生きてきた」のですからね。
その後ほぼ50年間にわたって、その「妻」と共に暮らし、やがて子どもが「1人2人」と生まれて「4人家族」となりましたが、その後順次子どもたちは「巣立って」いきました。
ここまでは「想定内」ですよね。
子どもたちはいずれ必ず「自立して自分の人生を歩み始める」ものです。それこそ「1970年代初頭のコロちゃんのように」ですよ。
その後は、コロちゃんが妻よりも先に「旅立つ予定」でしたが、ちょっと予定外の出来事が起き、「妻」の方が早く「旅立って」しまいました。
しかし、誰しもが「いずれは一人」になるのです。コロちゃんは、そのように「自分の人生」を考えてきましたよ。
さらにコロちゃんと「妻」とは、人生においては「一心同体」と考えていました。
だから、本来「妻が引き受ける予定だった最後の1人の役目」がコロちゃんに回ってきたとしても、コロちゃんはそれを淡々と引き受けることに違和感はないですよ。
コロちゃんは、既に自分の人生のできることは、全力でやり切ったという思いが強いです。
コロちゃんは、「妻」が肺がん治療が終了した時の、妻との「会話」が頭に浮かびましたよ。もう4年も前のことになりますね。
「妻」とコロちゃんが、「大学病院」から「肺がん治療の終了」を言い渡された帰り道に、車の中で妻は静かに泣きながらこう言ったのですよ。
「先に逝くけどごめんね」・・・その時にはふたりとも泣きましたよ。
๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐
そしてコロちゃんは「子どもたちも立派に独り立ちしたし、私たちはよくやったよ。2人だからここまで来れたんだよ」言ったのですよ。
妻は「そだよね」と泣きながらうなずいていましたよ。
だからコロちゃんは、もう思い残すことはないのですよ。あとは「余話」として残りの人生を少しだけ楽しみながら心よく「最後の時」を迎えられますよ。
「孤独死」、別にいいじゃないですか。人間死ぬ時は誰でも「孤独」になるのですよ。
周りを大勢の人が取り囲んでいて、気を張っていても「孤独」ですし、誰もいなくとも死への道は「孤独」ですよ。
だからコロちゃんは、どんな死に方をしても「孤独」を苦とは感じませんよ。むしろ「誰にも知られずにひっそりと逝く」なんてカッコがいいかもと思いますよ。
あ、そうすると「死後経過日数1年」となっては、ちょっとマズイですね。 出来れば「3日以内」に見つけてくださいね。お願いします。
(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾お願いします*•.¸¸♡
今日は「高齢者6万人が孤独死しているよ」をテーマに、その周辺事情とコロちゃんの「孤独死観」を書いてみましたよ。
これがコロちゃんの「孤独死観」ですけれど、これは「正しい」とか「正しくない」というような代物ではありません。
それこそ「人それぞれ」で、多様な考え方があると思いますし、あって当然だと考えますから、皆さんも一度はお考えになってみるのも、また興味深いかもと思いますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

コメント