おはようございます。コロちゃんちには、先の年末年始に「長男一家と次男一家」が一時帰省をしてくれました。
その様子は、このブログでも書いていますが、その時に「長男はシャワーノズル」と、「次男は空気清浄機+加湿器」をネットで購入していったのです。
それは、コロちゃんちの風呂場の「シャワーのお湯の出が悪い」と言うことと、居間の「空気清浄機が古すぎて機能低下が著しい」と言うことに、2人が気付いたからですね。
コロちゃんのような、おおざっぱな高齢者は、なかなかそんなことに気が回らないのですよ。
そのネットで購入した機器が、昨日に届きました。コロちゃんは、「空気清浄機」を箱から出してエッチラオッチラと、少しづつ動かして設置しましたよ。
今までお世話になった「古い空気清浄機」は、コロちゃんでは「物置に運ぶこと」は腰への影響が怖いので翌日にヘルパーさんが来た時に運んでもらうことにしましたよ。
ここまではコロちゃんでも出来たのですが、「シャワーノズルの交換」は、ちょっとハードルが高いですね。
「取り扱い説明者」を読んでもよくわかりません。そもそも「古いノズルの外し方」もわからないのですよ。
コロちゃんは、後日「長男一家家長様」が来た時に「ノズル交換」をお願いすることにしましたよ。
だけど、我ながら「役に立たない高齢者」だと嘆息しましたよ。他の高齢者の方たちはどうしてるんだろうなー?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?
なるべく自分でやろうとは思っているんですけどね。まあ、出来るだけ・・・と言うことで勘弁していただくことにしましょう。
今日は「政治ドラマが始まったのかな?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「朝のニュースで、野田代表が『減税は将来世代にプラスではない』ってと、石破総理は、野党に『責任共有』を訴えたよ」
☆「政治ドラマは面白いよと、2012年の野田元総理の『税と社会保障の一体改革』を見ておこう」
☆「1993年の細川連立政権の八頭立ての馬車と、政治ドラマを楽しく見るには」
☆「政治は面白いドラマ・・・タダだし」
1.「朝のニュースで、野田代表が『減税は将来世代にプラスではない』って」
コロちゃんが、朝起きてニュースを聞いていましたら、「立憲民主党の野田代表」が「減税は将来世代にプラスではない」と発言したと報じていました。
コロちゃんは、これを聞いてちょっと「違和感」を感じたのですよ。
(*´・д・)はて?
それは「年頭の記者会見」って、その政党の今後一番重視する政策をアピールする絶好の機会ですよね。
そこで、あえて「国民にうけない減税反対」の政策をぶつける本音は、どこにあるのかなと感じたのですよ。おそらく、何か別の理由がありそうだとも思いましたよ。
ネットから、詳しい発言内容を探しますと、以下の通りでした。
「減税だけ言っていればいいという、受けは良いけれど将来世代にとってプラスになるかどうかというと、必ずしもそうではないと私は思っておりますので、現実的な路線を取っていくということがむしろ将来の政権交代につながっていくものだと」by野田代表
すでに皆さんもご存じと思いますが、「国民民主党・日本維新の会・共産党・社民党」など他の野党は、全て「消費税減税やゼロ」を掲げています。
と言うことは、この発言は「野党結集とは違う道を目指すこと」を示唆しているんじゃないでしょうか?
そう考えると、この「野田代表」の「減税は将来世代にプラスではない」と言う発言は、ひょっとしたら「石破総理へのメッセージ」だったのではないかとコロちゃんは想像しましたよ。
そうしましたら「朝刊」の1面に「石破総理の記者会見」の発言が大きく取り上げられているじゃありませんか。次にその内容を見てみましょう。
2.「石破総理は、野党に『責任共有』を訴えたよ」
上記の「野田代表の発言」に対して「石破総理」は、「年頭の記者会見」で次のように発言していますね。
「党派を超えた合意形成をはかるためこれまで以上に責任を共有していただくことが求められる」by石破総理」
こっれって、ひょっとしたら「野田代表へのメッセージ?」なのかな?
まあ今後開かれる「通常国会」では、過半数を失った「自公政権」単独では「予算案や法案」を可決できませんから、どこかの野党に協力を求めるのは当然誰しもが考えることですね。
現在のところは、「103万円の壁を178万円に引き上げる案の国民民主党」か、「教育無償化の日本維新の会」が、「石破総理の選択肢」に上がっていましたが、そうではなくなるかもしれませんね。
何しろ、石破総理は「社会保障」について、以下の様に発言されたと報じられています。
「医療・介護・年金など責任を持って次の世代に引き継いでいかなければならない」
「手取り増を求める声に応え、制度の持続可能性を維持・強化することが重要だ」by石破総理
うーむ、この「責任をもっと次の世代に引き継いで」「制度の持続可能性」などは、上記の「野田代表」の「減税は将来世代にプラスではない」と、何となくシンクロしていますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
もちろん、この両者の発言は同じ1月6日の記者会見のものですから「掛け合いの会話」ではないのですが、コロちゃんは、「政治家の言葉」にドラマを見るのですよ。
この「両者の言葉」は、ひょっとしたらお互いに「相手(石破・野田)に言った言葉」なのかも知れないと、コロちゃんは考えましたよ。
3.「政治ドラマは面白いよ」
コロちゃんは、テレビはほとんど見ないで「読書」ばかりしています。当然「テレビドラマ」は、随分以前の若い時からほとんど見た記憶はないですね。
しかし「ドラマ」がキライかと言うと、そんなことはありません。目の前で繰り広げられる「政治と政党の興亡の歴史」は、実に面白いドラマと言えるでしょう。
その面白さを、コロちゃんは下記のように見ています。
◎「政治ドラマの面白さ」
➀何しろ、リアリティがあります。そりゃ、現実に起きていることですからね。登場人物も個性的でキャラが立っている方も多いです。
(中には印象の薄い2世議員の方もいます)
➁そして「迫力」もあります。そりゃ、政治家になり上がるためには、汚い事にも手を染めて苦労を積み重ねてきた方たちも多いですからね。
(苦労知らずの2世議員も多いです)
➂さらに、頭の良い方もいます。そりゃ、官僚上がりの政治家も多いですからね。勉強・学習することには慣れた方たちも多いでしょう。
(中には頭の悪い方、性格の悪い方もいらっしゃいます)
➃だけど「頭が良いだけでは務まらないのが政治家」です。その頭の良い方がポカをして失敗するのは見ていて興味深いですよ。
(身の下問題でポカをやる方もいますね。たとえば玉・・・ゲフンゲフン)
(( ;д))o=3 ゲフンゲフン
➄さらに「政治は武器を使わない戦争※」です。勝者と敗者が生まれます。真剣にも必死にもなりますよね。その「真剣さと必死さ」はドラマに迫真性をもたらします。
(※クラウゼヴィッツの「戦争とは他の手段をもってする政治の継続である」のパクリです)
コロちゃんは、上記のように日々繰り広げられる「政治ドラマ」を興味深く見ているのです。
➅これらの「政治ドラマ」は、数十年に1回「大変動がある」のですよ。それは過去の「日本の政治史」を振り返っても確認できますね。
例えば、「1993年の細川連立政権の成立」とか「2009年の民主党政権誕生」とか、どちらも「自民党が政権から下野した政治ドラマ」でしたよ。コロちゃんには面白かったですよ。
さて、今年に過去のような「激しい政治の大変動ドラマ」が起きるでしょうか? コロちゃんはワクワクしながら、ニュースを見ていますよ。
4.「2012年の野田元総理の『税と社会保障の一体改革』を見ておこう」
コロちゃんは、今朝の「野田代表」と「石破総理」の発言を聞いて、かつて2012年に起きた「政治ドラマ」を思い出しましたよ。
それは「税と社会保障の一体改革」を巡るドラマです。
この「税と社会保障の一体改革」とは、「社会保障制度を財政的にも仕組み的にも安定させることで、だれもが安心して利用できるようにするための改革」です。
聞いただけでは、どこも悪い事はない「法案」のように聞こえますね。
しかし、2012年の法案の中身には「消費税率を2014年4月から8%に2015年10月から10%に引き上げる」となっていましたから反対する声がゴウゴウと起きました。
当時の総理大臣は「野田佳彦氏」、当時は「民主党」の代表でした(現立憲民主党代表)。
2012年のこの「法案」の衆議院の採決では「民主党内(当時)」からも反対が続出し、その後には「小沢一郎氏」などの多数が離党し、「民主党」は分裂しています。
さらにこの「税と社会保障の一体改革法案」は、この時点でまだ「衆議院」で可決されたのみで、その後に「参議院」でも採決されなければ「法案は成立」しません。
当時の「野田総理」は、自民党・公明党と話し合い「近いうちに衆議院選挙をする」と約束せざるを得なかったとされています。
当時の「野田総理」は、内閣支持率が20%を割り、民主党の支持率も10%とあえいでいました。選挙になれば、間違いなく「民主党敗北・野田総理退陣」となることが見えています。
それにもかかわらず、当時の「野田総理」は自分の退陣よりも「税と社会保障の一体改革法案(消費税5%と10%の引き上げスケジュール)」の成立を優先したのですよ。
その結果11月に、「野田総理」は、「解散の約束をはたせ」と迫る安倍自民党総裁に対し、以下の3つの約束ができるならば、解散する」と発言をしたのです。
◎「野田総理と安倍自民党総裁の約束」
➀「特例公債法案の成立」
➁「衆議院の定数是正と定数削減を中心とする選挙制度改革法案の成立」
➂「社会保障制度改革国民会議の設置」
その後の展開は、もう皆さんもご存じの通り「2012年12月の衆議院選挙」での「安倍自民党の大勝」となり「安倍第2次政権の発足」となっています。
なお、「野田代表と安倍総裁」が約束した「➁衆議院の定数是正と定数削減を中心とする選挙制度改革法案の成立」については、コロちゃんの知る限りでは、未だに約束が果たされていません。
安倍元総理は、約束を果たさぬままに亡くなりましたね。コロちゃんは残念ですよ。
上記のように「税と社会保障の一体改革」を巡る争いは、当時の「民主党の分裂」を招き、その後の「野田総理」の退陣と「自民党の政権奪取」の伏線となったのですよ。
いかがですか、ドラマチックでしょう。これが当時は何と「タダで※」みられたのですよ。
(※政治ドラマに入場料・拝観料はありません)
コロちゃんは、今回も更に興奮するような「ドラマ」が見られるかもしれないと期待していますよ。
5.「1993年の細川連立政権の八頭立ての馬車」
コロちゃんが過去に見てきた最高の「政治ドラマ」といったら、1993年の「細川内閣の発足」です。
「総理」となった「細川護熙氏」は、関ヶ原の闘いで有名な戦国武将の細川忠興の直系子孫で、旧隈本藩細川家の第18代当主です。
「細川護熙氏」は、よく周りから「お殿様」と言われていましたね。
この方を担ぎ出したのは、これもよく知られた「小沢一郎氏」です。コロちゃんは「悪人顔※」の彼が大好きですね。
(※コロちゃんの誉め言葉です)
やはり「ドラマ」には「魅力的な悪役」が登場しないと面白くありません。
この1993年時に「自民党から政権を奪った8党派」は以下の通りです。
◎「1993年:政権政党」
➀「日本新党」
➁「日本社会党」
➂「新生党」
➃「公明党」
➄「民社党」
➅「新党さきがけ」
➆「社会民主連合」
➇「民主改革連合」
(非自民・非共産連立政権)
なんと、この時には上記の「8党派」が一つになって「政権」を自民党から奪取したのですよ。ここには「公明党」も入っていたのですよ。面白いでしょう?
その他には、あまり聞いたことがない政党が多いと思いますよね。それは「日本の政界」では「新党」は、全て長続きしない歴史があるのですよ。
目新しい「新党」は一時は人気が出ても、数年すると「賞味期限が切れる」のが「日本の新党の歴史」です。例外は一つもありませんでした。
最近では「希望の党※」なんかが知られていますね。
(※希望の党:結成2017年:解散2018年)
上記の「8党派」のうち、今でも健在なのは「➃公明党」だけですね。
「➁日本社会党」は、現在が「社民党」と看板を変えて残っていますが、政党としては存在感はなくなっています。
そして「➀日本新党」は、現在東京都知事の「小池百合子さん」が所属していました。
「➂新生党」は「小沢一郎さん」の党でした。
「➆社会民主連合」は、「菅直人前総理」が所属していましたね。これらを含めてその他の党派は一つも残っていません。
この「8党派」を束ねることは、さすがに無理があったようで、政権を担うにはまとまりが全くありませんでした。
この「細川内閣」は、1993年の8月から1994年の4月までの8ヶ月しか持ちませんでしたが、その間の内部抗争も激烈に繰り広げられましたから、「政治ドラマ」としては過去最大のものでしたよ。
コロちゃんは、面白く思いながら見ていましたが、「現在の政治家の皆さん」もこれを見ているか経験していますから、「数合わせの政権取りは失敗する」という教訓は得ていると思われますよ。
だからコロちゃんは、現在の「立憲民主党+国民民主党+日本維新の会」が連立政権を樹立する方向へは、そう簡単には進まないだろうなと見ていますよ。
6.「政治ドラマを楽しく見るには?」
コロちゃんは、「テレビドラマ」や「映画」を見る気持ちで「政治ドラマ」をみていますが、楽しく見るためには、いくつかの注意点があります。
そこでコロちゃんの、「政治ドラマを楽しく見るには?」を書いてみますね。
➀「時間軸が長い」
「政治ドラマ」は、「1時間ドラマ」のように「速いテンポ」では進みません。場合によっては数年後、数十年後にドラマの筋書きがわかることもあります。
それぞれの「政治家」には「目指すべき社会理念」がありますから、そのどれが「正義」なのか「私欲」なのかが明らかになるのは数年後になるかも知れないし、永久にわからないかも知れません。
簡単に言えば、「政治ドラマ」はじっくり見ると味がジワジワと染み出て来るようなものなのです。例えば「スルメ」のような。慣れれば美味しいですよ。やみつきになるかも?
➁「ナラティブを想像する」
「政治ドラマ」には、主人公ごとに「ナラティブ(物語)」があります。例えば「野田代表は減税は将来世代にプラスではない」と言っていますよね。
しかし「国民民主党の玉木代表」は、「手取りを増やす、財源は政府の考える事」と言っています。
この二つの「ナラティブ(物語)」が、どちらが正しい「ナラティブ(物語)」なのか?、どのような結末をむかえるのか?、想像するだけでワクワクしませんか?
二つの道は、両立しないのですよ。「現実政治」ではどちらかに進まざるを得ないのですよ。
だから、いずれは必ずその結果が分かるのが「政治ドラマ」の特徴ですね。
➂「筋書きの要素を掬い取る」
「政治ドラマ」では、「テレビドラマ」のように「エピソードが連なるシナリオ」は作られません。
視聴者は「現実政治」の多様な情報から、「シナリオになりそうなエピソード」だけを自分で掬い取って、つながなければ「ストーリー」がわかりません。
上記で、コロちゃんが「野田代表」と「石破総理」の発言を掬い取ったのは、そこに「今後に繋がるシナリオ」がありそうに感じたからです。
下記に「二人の発言」を、もう一度書き出しますね。
「野田代表発言」
・「減税は将来世代にプラスではない」
「石破総理」
・「これまで以上に責任を共有していただく」
どうでしょうか、上記の2人の発言を見ると、コロちゃんは今後「政界」に大きな動きへの胎動がありそうに思ったのですけどね。
ただ「野田代表」は「大連立は否定」していましたから、別の道を考えているのでしょうね。もう一つ「政治家の言動」についてコロちゃんの見方をかきますよ。
「政治家はウソはつかないが、ホントの事を言うとは限らない」byコロちゃん
これはコロちゃんの見解なのですが、「政治家の方」は「発言の重さを自覚」しています(※)から、あとあと突っ込まれないように、ウソはつきません。
(※中には突拍子もない発言をする方もいます)
ただし、あとあと「・・・このような意味で言った」と逃げる余地のある発言をすることが多いのですよ。
一言で言えば「吟味された発言」を駆使できるかどうかが、「政治家の力量の一つだ」とも言えますね。
だからコロちゃんは、「政治家は言葉の芸術家だ」と常々考えていますよ。なにしろ「言葉一つで多くの大衆を動かす職業」なのですからね。
今年の「政治の世界」は、面白くなりそうですよ。今後の動きがどのように出て来るのかを、コロちゃんは興味津々に見つめていますよ。
7.「政治は面白いドラマ・・・タダだし」
今日は「政治ネタ」ですが、批判とか主張ではなく「コロちゃんの見る視点と心得」を書いてみました。だから多分臭くないよね。
(¯‥¯)クンカクンカ
いつもコロちゃんは、「編集長&株主様」から「政治は臭いからヤメロ」といわれているのですよ。
ฅ(ー̀กー́ ) クッサ!!
今日の内容は、皆さんの思考方法とはちょっと違っていたかも知れませんが、「世の中をどう見るのか?」は、誰にとっても大切なことだと思います。
何故かと言えば、多くの場合はそのままだと「政治に無関心」になってしまうことが多いのですよね。
「政治に無関心な人」が増えれば、その結果はいずれ「不利益」となって帰ってきます。その先は「社会の不安定化」に進むことが目に見えています。
そうならないためにも、「政治ドラマは面白い」と感じていただければ、それだけ視線が「政治」に向かいます。コロちゃんは、それは良い事だと考えているのですよ。
そして、そんな難しい事は抜きにしても、コロちゃんは「政治ドラマは面白い」と考えていますよ。それに「タダ」だし。
(´罒`)ニシシ♡
皆さんも、是非一難しい事は抜きで「ドラマ」を見るような気持ちで、気軽に「政治のニュース」を見ることをお勧めしますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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