【社会考】「技能実習生」の失踪が1万人近く出たよ

社会

おはようございます。昨夜のことですが、コロちゃんがいつものように夕食を食べていると、いきなり口の中で「ガリっ!」と何か硬いものを嚙みました。

「あれれ?」って、コロちゃんが口の中を舌で探っていると、何か硬いものが口内に感じられます。

夕食のおかずには、そのような硬い物は含まれていません。これは「食材に何か混入していたのかな?」と、「ペッ」と吐き出してみると、なんと「銀色の歯の詰め物」が出てきました。

どうやら、以前に虫歯治療をした時の「歯の詰め物」が、何かの拍子に剥がれてしまったようです。

コロちゃんは、その取れてしまった「歯の詰め物」を大事に紙に包んで、さっそく今朝になってから「歯医者さん」に電話して急遽予約を入れてもらいましたよ。

そして、ついさっきまで「歯医者さん」で治療をしてもらったのですが、歯医者さんはコロちゃんに以下のようにしてくれましたよ。

by<br>歯医者さん
by
歯医者さん

今回は取れた「詰め物」を活用して張り直しましょう。

次に取れたら、新しく作りましょうね。

おー、良かった良かった。

だけど「取れちゃった歯の詰め物」をキチンと持ってきて良かったなー。ホント、飲み込んだりしなくて良かったですよ。

この「歯医者さん」は、その日の内に予約を割り込ませてくれて、その日で治療が終わりましたよ。会計も330円と激安で済みましたし、コロちゃんは「ラッキーだった」と思いましたよ。

しかし、人生いつ何が起こるか分からないものですよね。

今回のような、直ぐに「リカバリー」が出来るトラブルならば良いのですが、大きなトラブルが起きない事を祈るばかりですよ・

今日は「技能実習生の失踪が1万人近く出たよ」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「技能実習生の失踪が9753人で最多だってと、失踪者の1万人はどこにいるのかわからない」

☆「外国人労働者の実態を見てみようと、国連自由権規約委員会から勧告がされているよ」

☆「アメリカも人身取引を批判しているよと、おかしいのはどっちだろうな?」

☆「コロちゃんと下から目線と、いずれにしろ来るのは超・人手不足時代だよ」

1.「技能実習生の失踪が9753人で最多だって」

コロちゃんが朝コーヒーを飲みながら、新聞をバサバサ読んでいると「技能実習生の失踪最多」との見出しが目に入りました。

この「技能実習生」とは、1993年に「国際協力」を目的として作られた制度ですが、最長でも5年しか日本に滞在できない制度で、いずれ帰国することを前提とした制度です。

しかし、原則として就労先が変えられない制度となっており、安い賃金や就労条件の悪さから毎年多数の失踪者が発生して問題となっていました。

現在では、2027年にも新しい制度「育成就労制度」へ移行する動きとなっていますが、「昨年2023年に技能実習中に疾走した外国人が9753人と最多となった」と報じられています。

制度変更が遅れたために生まれた「失踪事件」だと、コロちゃんは思いましたよ。だから、この報道を読んで、思わず「失踪者を作っちゃダメでしょう」とつぶやいちゃいましたよ。

2.「失踪者の1万人はどこにいるのかわからない」

コロちゃんは、この「技能実習生と失踪者の現状」がどうなっているのかを、報道で見てみましたが、以下のようになっていました。

◎「技能実習生と失踪者の現状」

➀「2022年末の在留実習生+2023年の資格取得者=約50万9000人」

➁「2023年失踪者:9753人:割合1.9%」

③「2019~2023年の失踪者:4万607人」

➃「③の4万607人のうち所在判明者は3万631人。不明者は9976人」

報道では、上記のように今も所在が判明していない「失踪技能実習生が1万人近くいる」と報じていましたよ。

コロちゃんは、「失踪する外国人よりも失踪させる労働環境が問題だよ」と、読んで思いましたね。

3.「外国人労働者の実態を見てみよう」

もはや「外国人労働者」は、「日本経済」を語る場合でも必ず言及せざるを得ないほど大きな位置を占めるようになったと、コロちゃんは考えています。

現に「政府」は今年8月に発表した「経済財政白書」に、初めて「わが国における外国人労働者の現状と課題」との1節を立てています。ちゃんと「政府」も「問題意識」は持っているのですよ。

その「財政経済白書」から、「外国人労働者の現状」を見てみましょう。

➀「外国人労働者数は205万人で過去最大だよ」

まず最初に「外国人労働者数」を見てみましょう。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「内閣府 外国人労働者数の推移」より

https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je24/pdf/p020003.pdf
出典:内閣府 令和6年度 年次経済財政報告より(9月8日利用)

上記のグラフは「内閣府」が発表した2008~2023年の「外国人労働者数の推移」です。

「日本」の外国人労働者数は、2010年以降順調に増加し続けており、2020年と2021年は「コロナ禍」の影響で横ばいでしたが、2022年からは再び増加しています。

2023年10月段階では205万人と過去最大となっていますね。

「人手不足日本」では、すでに欠かせない「労働力」になっていると思われますよ。

➁「若者が多いから日本人では代替え出来ないよ」

次に「外国人労働者の年齢分布」を見てみましょう。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「内閣府 外国人労働者数の年齢分布」より

https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je24/pdf/p020003.pdf
出典:内閣府 令和6年度 年次経済財政報告より(9月8日利用)

上記のグラフは「内閣府」が発表した「外国人労働者数の年齢分布」です。

黒色ラインが「日本人の年齢分布」ですが、ピークは40代後半です(※)。

(※日本人の平均年齢:2020年:47.2歳)

そして「外国人労働者」ですが、「在留資格」は以下の5種類に分かれています。年齢層のピークも書いておきますね。

◎「外国人労働者年齢分布:ピークの年齢層」

➀「外国人全体(赤色ライン):20代前半」

➁「高技能(青色ライン):30歳前後」

③「特定技能・技能実習(緑色ライン):20代前半」

➃「永住者(茶色ライン):40代後半」

⑤「身分に基づく在留(薄青色ライン):30代後半」

⑥「日本人(黒色ライン):40代後半」

最後に「⑥日本人:40代後半」を並べてみましたが、ざっと、上記の様になります。

とにかく「日本」に来る外国人は「若い」のです。

特に1番若いのが「③特定技能・技能実習(緑色ライン):20代前半」です。これの年齢は絶対に「日本人:40代後半」では代替えで来ません。

今から「日本人」を若返らせることは出来ないのですよ。

③「3割も低いんじゃ逃げ出したくもなるよ」

さて、「外国人労働者」が「日本」に来る目的は、誰でもわかっていますが「高い賃金」です。

しかし、これがなかなか難しい問題となっていますね。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「内閣府 在留資格別賃金水準比較」より

https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je24/pdf/p020003.pdf
出典:内閣府 令和6年度 年次経済財政報告より(9月8日利用)

上記のグラフは「内閣府」が発表した「外国人労働者数の在留資格賃金水準比較」です。下に書き出しますね。

◎「賃金水準:日本人労働者との差」

➀「技能実習:ー26.1%」
➁「特定技能:ー16.2%」
③「高技能  :ー4.2%」

上記のように「➀技能実習:ー26.1%」と、「技能実習生」の賃金は、「日本人」と比べると3割弱も低くなっています。

その上「原則として転籍が出来ない制度」となっていますから、会社側も「賃上げ」のインセンティブが働きません。

これが毎年1万人近くの失踪者を出す背景となっていますね。

今後2027年を目途に、新しい制度「育成就労制度」が始まり、この新制度では「2年働ければ転職も出来る」となると言われていますけど、それで失踪者がいなくなるかは分かりませんね。

コロちゃんは、この話を聞くと「日本国憲法の第22条」が頭に浮かびます。下記ですね。

「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する」(日本国憲法第22条)

この「憲法」は対象者が「日本人」に限られるのでしょうか?

なんとも「同じ国で働く労働者」であるのに、違和感がありますよね。普通「法律」は、国内においては「日本人・外国人」の区別なく適用されています。

コロちゃんたちが持っている当たり前の「権利」が、同じ国土と同じ勤務先で働いている「外国人労働者にはない」という現実は、コロちゃんの心の中では座りが悪いと感じていますよ。

4.「国連自由権規約委員会から勧告がされているよ」

「国連」は、1948年に「世界人権宣言」を出しています。その後その内容を具体化する「自由権規約」を採択し、「日本」は1979年に「締約国」となっています。

簡単にいうとこの1979年に「自由権規約」を締結した段階で、「日本国」はその「自由権規約」を守る義務を国家として負うているわけですね。

そして、それらの「自由権規約の締約国」は、「国連」に履行状況を定期的に報告する義務があり、「自由権規約委員会」が定期的に審査を行なっています。

日本については、2022年に第7回対日審査が行われ、その後「勧告を含む総括所見」を発表しています。

その中は、以下の様な「見解:勧告」が公表されていました。

➀「見解:技能実習制度下で強制労働が存続しているとの報告を引き続き懸念」

➁「勧告:技能実習制度も含め、強制労働の被害者認知手続の強化」

うーむ、どうやら「国連の自由権規約委員会」は、「技能実習制度には強制労働の懸念がある」と考えているようですね。

なるほど、コロちゃんは以前に新たに導入される「育成就労制度」を調べた時に、「移民反対である保守党の自民党」で、よくこんな「リベラル政策」が導入できたなと感じたのですよ。

しかし、それはこのような背景もあったのですね。

「日本の外交政策」は、以前から「国連中心」と言われていますから、その「国連」から「技能実習制度は強制労働の懸念」とまでいわれたら、そりゃ何とかしなきゃまずいよとなりますよね。

5.「アメリカも人身取引を批判してるよ」

上記で「国連」の「自由権規約委員会」からの「技能実習生制度」への批判を見てきましたが、さらに「アメリカの姿勢」を見てみましょう。

コロちゃんたち一般国民は、ニュースで「アメリカ大統領」と「岸田総理」のトップの話題ぐらいしか知りませんが、「アメリカ国務省」は「人身取引」を強く批判しているのですよ。

「アメリカ」は、「人身取引」を「現代の奴隷制」として国内外の施策を推進し、2001年から毎年世界各国の「1年間の人身取引対策を4段階で評価する報告書」を作成公表しています。

下記のイラストをご覧下さい。内容は下に書き出します。

外務省 米国人身取引報告書における各国・地域のランク付け状況」より

https://www.moj.go.jp/isa/content/001385807.pdf
出典:外務省 技能実習制度に対する国際的な指摘についてより(9月8日利用)

上記のイラストは、「アメリカ国務省」が発表している「米国務省:人身取引報告書における各国・地域のランク付け状況(2022年)」です。

「日本」のランクは以下のように推移しています。

◎「人身取引報告書における日本のランク」

➀「2018年:TIER1」
➁「2019年:TIER1」
③「2020年:TIER2」
➃「2021年:TIER2」
⑤「2022年:TIER2」

上記を見ると、「日本」は2018年~2019年の「TIER1」ランクから、2020年以降は「TIER2」ランクに落ちてしまっています。

このように「アメリカ国務省」は、日本政府に対して、「人身取引」のかなり厳しい「姿勢・勧告」を突き付けてきています。

下記をご覧ください。「アメリカ国務省の報告書」から「技能実習生制度」に関連する項目だけをご紹介しますね。

◎「米国の日本に対する主な勧告(2022年報告書)」

➀「技能実習制度下での人身取引被害者の認知のための技能実習法における監督・執行措置の実施を強化すべき」

➁「あらゆる外国人労働者の雇用先の変更及び異業種への転職を可能とする正式なルートを設定すべき」

③「雇用主に対して外国人労働者の旅券や私的文書の留め置きを禁ずる法律を制定すべき」

➃「労働搾取につながる懲罰的な契約、旅券の留め置きやその他の行為の取締りを強化すべき」

いやいや、なんと言うか「アメリカ様」の上から目線にはちょっとムカつきますが、「言っていることは正当で全くその通り」と、コロちゃんは思いましたよ。

本当に「アメリカ」っていいう国は、理想と現実の入り混じった国なんですよね。コロちゃんは、つい「よその国の事言っているどころじゃないでしょ」と言いたくなっちゃうのですけどね。

「アメリカ」って国は、「貧富の差と格差は大きい社会」だし、「差別もある社会」だけど、同時に「それではダメだ」という声も大きい社会だと思いますよ。

また、この「報告書」以外にも、「技能実習制度に関連する指摘・勧告(2022年米国務省報告書より)」なども出しているみたいですね。

とにかく「技能実習生制度」は、「アメリカ国務省」から見ると怪しからん制度に見えるようですよ。

6.「おかしいのはどっちだろうな?」

コロちゃんは、最初に「技能実習生」が失踪した報道を聞いて、昔読んだ「ああ野麦峠※」を思い出したんですよ。

(※ああ野麦峠:副題:ある製糸女工哀史:1968年:山本茂実)

この「ああ野麦峠」は、明治40年代の過酷な製糸工場の女工のノンフィクションを書いていましたが、耐えきれなくなった女工の脱走のエピソードもあったような?

何しろ、コロちゃんが読んだのはもう50年以上前のことでしたから、内容はうろ覚えですが、「人権」の欠片もない明治時代の「女工の生活」にはちょっとショックを憶えましたね。

コロちゃんが「技能実習生の失踪」を聞いた時には、この外国人たちには「職業選択の自由はないの?、野麦峠の女工さんと同じなの」と思ったのですよ。

だけど「技能実習生制度」は、最近になってできた制度(1993年創設)なのですから、いくら何でも「憲法違反」ってことはないだろうと思いなおしていたのですよ。

だから、コロちゃんが感じた「外国人だって人間だろう、日本人と同じに扱えよ」と言う感覚がおかしいのかなと思っていたのですよ。

それが、今日調べていたら「国連」からも何回も「見解・勧告」が出されていましたし、「アメリカ国務省」からも「指摘・勧告」が出されていたじゃないですか。

これらのことは、コロちゃんは新聞で読んだ記憶がありません。多分、ニュース価値が無いとしてスルーされていたんでしょうね。

しかし、これらの「国連・アメリカの勧告」は、最初にコロちゃんが感じた「外国人に対する人権感覚」の方が国際的には通用するものであると教えてくれましたね。

おかしいのは「外国人にも人権を適用しよう」と言うコロちゃんじゃなくて、今の「技能実習生制度」を作り運用している日本政府の方だと、コロちゃんは確信しましたよ。

7.「社会統合を進めよう」

それでは、この上記の「技能実習生制度」をどのようにすればよいのかですが、コロちゃんは以前に新聞で読んだ「鈴木江理子国士館大学教授」の「現実直視し社会統合を進めよ」との論考に賛同します。

この「鈴木教授の論考」では、「移民は明確な定義はない」としながらも、次の「国連の移民定義」を紹介しています。

◎「国連:移民の定義」

〇「通常の居住地以外の国に移動し、少なくとも12ヶ月間居住する人を(長期)移民とする」

「鈴木教授」は、この国連定義を今の日本に当てはめれば「技能実習生も留学生も移民」となると言っていますね。

そして、「家族帯同が可能で、永住や国籍取得への道が開かれている定住型の外国人」を「移民」と捉えるならば、「現在日本で暮らす340万人(2023年末時点)の8割強が移民となる」とも書いています。

それなのに「移民ではなく外国人材」と言う言葉にこだわる姿勢を、「鈴木教授」は「欧米諸国が直面している移民問題とは無縁だと人々の警戒心や不安を払しょくする意図があるとも推測される」としているのです。

そして、この論考ではコロちゃんが知らなかった2点を書いていました。下記ですね。

➀「日本語学習機会の提供は自治体任せ:公用語学習支援制度は導入されていない」

➁「外国人は義務教育の対象ではない(政府見解)」

いやいや、酷いものですよね。子どもたちには何の罪もないでしょう。

それが、満足な日本語教育もなされずに、成長しても「不就学・低い高校進学率・高い高校中退率・その後の低い賃金水準」と「貧困の連鎖」に組み込まれているのです。

この状態を改革することは、政治の急務だろうとコロちゃんは思うのですよ。

この点を「鈴木教授」は、「今なお学びの権利が奪われている子どもがいる」として、「第2世代以降の社会統合が重要な鍵であることは欧米の経験に照らせば明らか」としていますね。

コロちゃんは、この論考の最後の方に書かれた「差別や格差・不平等は社会の分断を拡大させ、時に暴力を生み出す」との言葉に感銘を憶えましたよ。

そして「最後の言葉」の「持続可能で公正な共生社会の実現に向けて、移民社会・日本の現実を直視し、移民政策に踏み出すことが急務だ」に同感する思いを持ちましたよ。

なお、この「日経新聞:経済教室」の「鈴木教授の現実直視し社会統合を進めよ」との「論考」を読んでみたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

移民政策のいま、現実直視し社会統合推進 鈴木江理子氏 国士舘大学教授 - 日本経済新聞
ポイント○日本では統合政策を「多文化共生」と表現○在留外国人の8割強が定住型の移民社会○労働・教育の格差縮小に向けた施策急げ2024年6月、技能実習制度を発展的に解消し、育成就労制度を創設する改定入管法などが成立した。深刻な人口減少・労働力不足を踏まえれば、労働力確保として活用されている技能実習制度の実態から目を背け「...

8.「コロちゃんと下から目線」

コロちゃんは、現在も過去も「外国人」の方とは、ほとんどお付き合いしたことはありません。

それなのに、今日のような「人手不足の日本では外国人を頼るしかないよ」のような「移民政策」を語る理由は、今の日本社会の「外国人労働者」の扱いに強烈な不満を抱いているからです。

コロちゃんは、1970年代の青年コロちゃんの時代から現在まで、自身が一貫して「社会の低層」に位置していたと認識しているのです。

そのコロちゃんが、社会を見渡す視点は「下から上を見上げる視点」です。そして常に「差別と貧困」は「人間社会の恥」と考えていたのです。

その視点から見る現在の「外国人労働者」は、社会の「最下層労働者」として見られて扱われています。

今更コロちゃんは「天は人の上に人をつくらず人の下に人を造らず※」とは言いませんが、こんな人権無視の不平等なことが「令和の日本」であってはならないとの思いがあるのですよ。

(※福沢諭吉:学問のすすめ:1972年)

そしてコロちゃんが、すきな言葉には「強くなければ生きてはいけない、優しくなければ生きている資格がない※」があります。

(※、アメリカの作家レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説のセリフ:1958年)

コロちゃんは、自身が「生きていく資格がない」のはイヤですから、この「下から上を見上げる視点」はこれからもずっと持ち続けるつもりですよ。

9.「いずれにしろ来るのは超・人手不足時代だよ」

今日は「技能実習生の失踪者が1万人近く出た」との報道から、その「技能実習生の実態」と、「国連」と「アメリカ国務省」の報告書を取り上げてみました。

コロちゃんは、この「国連とアメリカ国務省」の報告書を読んで、コロちゃんが「技能実習生制度」が「憲法違反(職業選択の自由)」に感じるとの意識が正しい事を確認できましたよ。

そして、最後に「鈴木教授」の「社会統合を進めよう」との論考をご紹介しましたが、皆さんはどうお感じになったでしょうか。

しかし、いずれにしろ「今後の日本社会」は、急速な人口減少により「超・人手不足社会」が到来するものと思われます。

そうなると「個人の意識」よりも「社会の要請」で、社会の隅々まで「外国人労働者」の浸透は急速に進むものと、コロちゃんは考えていますよ。

だからいずれそのような「国際色豊かな社会」に、否応なくみんなが慣れるようになると思っていますよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

Jill WellingtonによるPixabayからの画像
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