おはようございます。今朝のコロちゃんは、ちょっと寝過ごしてしまいました。
明け方に1度目を覚ましたのですが、ベッドの上で「アファー!」とあくびをしてから2度寝をしちゃったのです。
٩(๑´ỏ`๑)۶ふぁぁあ〜。
そして目を覚ましたら、もう1時間は過ぎていました。コロちゃんは、あわててワンコを引っ張って朝の散歩に出かけましたよ。
そしたら、もう太陽さんがギラギラギンギンとご活躍していて、もう暑かったですね。コロちゃんは「自業自得」ですから、そそくさと散歩から帰ってきましたよ。
今朝の「ギンギンギラギラ太陽さん」のフォトを、下記にお見せしますので、2度寝をするとこうなるといったコロちゃんの「夏のエピソード」をどうかお笑いくださいね。
今朝のコロちゃんは、暑い中を歩きましたので「寿命が3年ほど縮んだ」気がしたのですが、今日のブログではその逆の「平均寿命が3年ぶりに伸びたよ」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「平均寿命:男性81.09歳/女性87.14歳に伸びたよと、平均寿命/男性は世界4位、女性は世界1位だって」
☆「死亡数のピークを見るとみんな長生きだよねと、あなたは何歳まで行きたいですか?」
☆「長生きすることは良い事か?と、コロちゃんと妻のお話し」
1.「平均寿命:男性81.09歳/女性87.14歳に伸びたよ」
コロちゃんが、いつものようにコーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいましたら「平均寿命、3年ぶりに伸びる」という記事に目を止めました。
先日の7月26日に「厚生労働省」は「簡易生命表」を発表し、「2023年の男性の平均寿命が81.09歳、女性が87.14歳に3年ぶりに伸びた」としていました。
コロちゃんは、今「こらいまれ」の高齢者ですが、この「男性の平均寿命の81.09歳」までは、まだ10年ほどありますね。
「平均寿命」に近い方たちからは、コロちゃんなどは「鼻たれ小僧※」みたいなものですね。
(※91歳で亡くなった渋沢栄一の言葉:40、50は洟垂れ小僧 、60、70は働き盛り、90になって迎えが来たら 100まで待てと追い返せ)
この3年ぶりに「平均寿命が延びた理由」として「厚生労働省」は、「新型コロナウイルス感染症による死亡数が減少したことが考えられる」と報じられていますね。
2.「平均寿命/男性は世界4位、女性は世界1位だって」
「日本の平均寿命」は世界的にも高い事は、すでにご存じのことと思いますが、2023年の「平均寿命」は、女性は世界1位で、男性は世界4位となっています。
かつては「男性も世界1位」の時代もあったのですが、2005年以降は「スイス:2023年:82.3歳」に追い越されてしまっています。
そして2020年と2021年には短くなっていた「平均寿命」が、3年ぶりに伸びました。コロナ禍が収まったことを反映しているのでしょう。
しかし、コロちゃんが驚いたのは「アメリカ」です。次に見てみましょう。
➀「アメリカは先進国なの?」
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「厚生労働省 主な国の平均寿命の年次推移/男性」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life23/dl/life23-15.pdf
出典:厚生労働省 令和5年簡易生命表の概況より(7月28日利用)
上記のグラフは、「厚生労働省」が発表した1980~2023年の男性の「主な国の平均寿命の推移」です。
このグラフでは「日本の男性の平均寿命」は、スイスに次ぐ2位になっていますが、世界全体の順位は以下です。
「アメリカ」のランキングは低いので、一番下に書いておきますね。
◎「平均寿命ランキング:男性」
➀「スイス :82.3歳」
➁「スウェーデン:81.58歳」
➂「ノルウェー :81.39歳」
④「イタリア :81.090歳」
⑤「日本 :81.09歳」
●「アメリカ:74.8歳」
上記の「アメリカ:74.8歳」は、世界の先進国でこれほど低い国は1ヵ国もありません。「アルゼンチン:74.9歳」とほとんど同じ数値なのです。
コロちゃんは、「アメリカ」は高齢者には住みにくい国だと思いましたよ。
まあコロちゃんが今から「アメリカ」に移民することは120%ありませんから、関係はないのですけどね。
➁「アメリカは男女ともに平均寿命が短いよ」
続いて「女性の平均寿命」を見てみましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「厚生労働省 主な国の平均寿命の年次推移/女性」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life23/dl/life23-15.pdf
出典:厚生労働省 令和5年簡易生命表の概況より(7月28日利用)
上記のグラフは、「厚生労働省」が発表した1980~2023年の女性の「主な国の平均寿命の推移」です。
このグラフでは「日本の女性の平均寿命」は、1980年から現在の2023年までぶっちぎりに「世界1位」です。
いつから「世界1位」になったのかを、コロちゃんがポチポチ調べてみたら、「女性の平均寿命」は1984年に80歳を超えて、翌年の1985年から現在まで「世界1位」を続けています。
ということは、なんと39年間連続の「世界1位」ですね。これは自慢できますよね。コロちゃんに余裕があったら、ぜひ「金メダル」をおくりたいですよ。
昨年2023年の「女性の平均寿命」の世界順位は以下です。「アメリカ」のランキングは低いので、一番下に書いておきますね。
◎「平均寿命ランキング:女性」
➀「日本 :87.14歳」
➁「スイス :85.9歳」
➂「フランス:85.75歳」
●「アメリカ:80.2歳」
「女性の平均寿命」もアメリカは短いですね(80.2歳)。
この「生命表」には「ヨーロッパ」として19ヵ国が記載されていますが、「アメリカ(80.2歳)」よりも低い国では「ロシア:77.77歳」「ウクライナ:74.36歳」しかありません。
「ロシア:77.77歳」は、コロちゃんにはヨーロッパには見えませんし、「ウクライナ:74.36歳」は戦争中ですから同一視できませんね。
しかし、こうハッキリと「平均寿命」に差が出るのは、「アメリカの健康保険制度」が全国民をカバーしていないことによるものなのでしょうか。
コロちゃんは「アメリカ」という国は、「経済・軍事で世界1位の国」なのに「弱者・高齢者」には優しくない国だと思いましたよ。
3.「死亡数のピークを見るとみんな長生きだよね」
「厚生労働省」は、2022年に「第23回生命表(完全生命表)の概況」を発表しています。
この「完全生命表」とは、「国勢調査」による人口と「人口動態統計」による死亡数、出生数を基に5年ごとに作成されるものです。
上記した「簡易生命表」は毎年発表されますが、こちらの「完全生命表」は5年に1回の発表となっていますね。
この2022年に発表となった「完全生命表」は、2000年に実施された「国勢調査」のデータを使用しています。
ここでは「男女の死亡数の推移」が記載されています。これを見ると、何歳で死亡した方が一番多かったのかがわかります。次にはそれを見てみましょう。
➀「男性は88歳だって?」
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「厚生労働省 死亡数の推移/男性」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/23th/dl/23th-11.pdf
出典:厚生労働省 第23回生命表(完全生命表)の概況(7月28日利用)
上記のグラフは、「厚生労働省」が発表した1947年(昭和22年:第8回)~2022年(令和2年:第23回)の「死亡数の推移(男性)」です。
このグラフのデータを見ると、2022年の「男性の死亡者数のピーク」は88歳(4133人)です。
「太い実線」が、2022年の死亡者数のラインなのですが、5年ごとに発表される「死亡者の山形ライン」は後になるほど右側に移動しています。
このトレンドを見ると、今後も「男性の死亡者数」のピークは高年齢に移動するかも知れませんね。
コロちゃんは、今「こらいまれ」に入ったところですから、上記のグラフの「死亡者数のピーク:88歳」までは、まだ18年ほどありますが、ホントにこんなに長く生きられるのかなー?
思わず、ため息を付いたコロちゃんでしたよ。
ε=(・д・`*)ハァ…
➁「女性はなんと93歳なの?」
次は女性の方を見てみましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「厚生労働省 死亡数の推移/女性」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/23th/dl/23th-11.pdf
出典:厚生労働省 第23回生命表(完全生命表)の概況(7月28日利用)
上記のグラフは、「厚生労働省」が発表した1947年(昭和22年:第8回)~2022年(令和2年:第23回)の「死亡数の推移(女性)」です。
このグラフのデータを見ると、2022年の「女性の死亡者数のピーク」は93歳(5130人)です。
「太い実線」が、2022年の死亡者数のラインなのですが、5年ごとに発表される「死亡者の山形ライン」は後になるほど右側に移動しています。
しかも、「山が高く」なっていますね。これは亡くなる方が同年齢に集中していることを示していますね。
このトレンドを見ると、「女性の死亡者数」のピークも今後は更に高年齢に移動するかも知れませんね。
4.「あなたは何歳まで生きたいですか?」
上記の「簡易生命表」と「完全生命表」で、コロちゃんが考えていたよりもはるかに長い人生が待っているかも知れないことを知りました。
しかし、世の中の方たちは「何歳まで生きたい」と考えているのでしょうか?
気になりますねよ。コロちゃんは自分がそんなに長い老後があるとは考えていませんでしたけどね。
そこでポチポチと、どっかに世論調査でも転がっていないかを探してみますと、あったあった、これを見てみましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「厚生労働省 自分の生きたい年齢と生きられると思う年齢」より
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/14/dl/1-02-1.pdf
出典:厚生労働省 健康を巡る状況と意識より(7月28日利用)
上記のグラフは「厚生労働省委託『健康意識に関する調査』の概要」の中にある世論調査の結果です。
「調査時期」はちょっと古く2014年ですから10年前になりますね。対象人数は5000人と記載されています。下に書き出しますね。
◎「生きたい年齢と生きられると思う年齢」
➀「男性:生きたい年齢80.90歳=生きられると思う年齢77.75歳=(平均寿命79.94歳)」
➁「女性:生きたい年齢78.36歳=生きられると思う年齢77.52歳=(平均寿命86.42歳)」
ふーむ、皆さんは「寿命」だけは思うようにいかないことが分かりますね。
「男性」は、「平均寿命(79.94歳)」よりも「長く生きたい(80.90歳)」と考えながら、「平均寿命(79.94歳)」までは「生きられない(生きられると思う年齢77.75歳)」と考えていますね。
そして「女性」は、「平均寿命(86.42歳)」よりも「短くても良い(生きたい年齢78.36歳)」と考えながら、「希望する年齢(生きられると思う年齢77.52歳)」程度は生きられると考えていますね。
一言でまとめると「男性は長生きしたいけど無理だろう」と考えている。
そして「女性は長生きしなくともよいけど、まあそこそこは生きれるだろう」と考えているとコロちゃんは受け止めましたよ。
いうなれば、男性は「いさぎよく」、女性は「現実的」とでもまとめれば良いでしょうか。
そして、ハッキリしていることは、男女ともに「平均寿命」は「生きられると思う年令」を上回っています。
「男性」が2.15㌽、「女性」は8.89㌽も上回っています。
どうやら現在の高齢者は、みな「生きられると思う年齢」を上回って生きてしまうようですね。
なお、コロちゃんは現在よりも数年は生きられると思っていますが、80代の「傘寿(80歳)」・「米寿(88歳)」はムリだろうと考えていますよ。
ムリ(゚ロ゚)ムリ(゚ロ゚)ムリ(゚ロ゚)ムリ
5.「長生きすることは良い事か?」
もう一つ「長生きすることは良いことか?」という問いへの回答を見ておきましょう。
これは「国立社会保障・人口問題研究所」が2017年に行なった「生活と支え合いに関する調査」の中にありました。
下記の表をご覧ください。内容は下に書き出します。
「 国立社会保障・人口問題研究所 長生きすることは良いことだと思う」割合(%)」より
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/14/dl/1-02-1.pdf
出典:国立社会保障・人口問題研究所 2017 年社会保障・人口問題基本調査 生活と支え合いに関する調査報告書(7月28日利用)
上記の表は、「国立社会保障・人口問題研究所」が2017年に行なった「人口問題基本調査」の中にある表です。下に書き出しますね。
◎「長生きすることは良い事だと思う割合」
➀「とてもそう思う24.3%+ややそう思う43.6%=67.9%」
➁「あまりそう思わない26.7%+全くそう思わない4.1%=30.8%」
うーむ、「7:3の割合」で「長生きすることは良い事だと思う」が勝利していますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
コロちゃんの今の心境を探ってみると、60歳の時点で「大腸がん」に罹患し、その後も63歳の時に「悪性リンパ腫※」に罹患した段階で「死の覚悟」を固めています。
(※その5年後に二つのがんは完治しました)
ですから、どうしてもその後は「余生」の意識がありますね。だから「生活」に対する「現役時の真剣さ」があまりなくなりました。
仕事をしている時には、一定の収入を得る為にも全力を投入するという姿勢がありました。
そして「扶養家族」が多かった時代には、子どもたちが自立するまでは「親の義務」を自分に課していましたね。
それらから解放されて今のコロちゃんの「日常生活」は、「読書」と「ブログ作成」に一生懸命に取り組んではいますが、所詮は「趣味」ですからね。
今のコロちゃんに正面から「長生きすることは良い事か?」と聞かれると、コロちゃんの場合は「そろそろいいかな」と答えたくなりますね。
6.「コロちゃんと妻のお話し」
コロちゃんは3年前に「妻」を「肺がん」で失いました。「肺がん」などの「がん」は、死期がわかるのですよね。
今の医師は、がん患者の死期を家族にハッキリ伝えます。
ですから、コロちゃん夫婦は「あと1年です」「あと3ヶ月です」「あと1ヵ月です」と、区切られる「生きている時間」に、正面から向かい合わなければならなかったのですよ。
その時にコロちゃんが妻に語りかけた言葉は「私たちは一生懸命頑張って生きて来たよ」でした。
「貧しい青年」と「貧しい少女」が東京で出会い、生活をともにして、家具を一つ一つ増やしていき、やがて子どもが生まれて「4人の家族」となりました。
そして、東京から離れた地方都市に「住宅ローン」で住居を購入して、長い子育て期間が終わり、子どもたちは親を超える教育を受けて、やがて独立していきました。
コロちゃんは、妻の命が「あと1ヵ月です」と言われた大学病院からの帰り道に、上記のような話を順々と語り、「私たちは頑張ってきたよ。その成果は子どもたちの姿だよ」と言いましたよ。
妻は黙って涙を流していましたね。
その後の妻は、3か月間は「自宅介護」の生活を過ごしましたが、ある夜に息を引き取りました。
コロちゃんは、その時に自分の人生にも「一つの区切り」がついたように感じています。もう「全力で戦う生活」は終わったのですよ。
だから今のコロちゃんは「長生きしたい」とは考えていませんよ。
コロちゃんは、生きることは「目的と志」をもって突き進まなければ、生きているとは言えないと思っていました。
だから、これまでの人生のその時々で「定めた目的と志」に向かって突き進むように生きて来たと思っています。
今は、それが一段落となりましたから、後の人生は「余話として」少し楽しみながら気楽に生きていきたいと思っていますよ。
今日は最後がちょっと気恥しい内容になりましたが、「清貧老人の独り言」としてお聞き流し下さい。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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