【社会考】「持ち家」は夢の時代になったのか?──コロちゃんが驚いた日本社会の変貌

社会
イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
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コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「家買いたいけれど困難が半数だって?と、年代別の持ち家率を見てみよう」

☆「東京練馬区の50代夫婦の生活費をみるよと、もう都市部では持ち家は難しい時代だよね」

☆「コロちゃんと親子で川の字」

1.「家買いたいけれど困難が半数だって?」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「『家買いたいけれど困難』が半数/令和子育て世帯の実像」との見出しが目に入りましたよ。

コロちゃんは、最近の「都市部のマンション価格の高騰」の記事などを読んでいても、「1億円を超える住宅価格」では普通のサラリーマンには到底手が届かないだろうと感じていましたよ。

ですから、この記事をじっくりと読んでみましたが、その実情にため息が出ましたよ。

記事では、「日経新聞が20~50歳代にアンケート調査をしたところ、賃貸に住んでいる人で『(住宅を)買いたいけど困難』との回答が全体の半数近くに上った」と報じています。

そして、その理由を尋ねたところ「価格の高騰がトップだった」とも書いていますよ。その調査結果を以下のように紹介していました。

◎「現在の住まい」
 (小数点以下切り捨て)

①「持ち家   :46%」
②「賃貸    :42%」
③「実家・その他:10%」

◎「Q.(賃貸の人に)いずれ家を買いたいか?」
 (小数点以下切り捨て)

①「希望しているが困難 :48%」
②「家を買う気はない  :34%」
③「具体的に行動している:17%」

◎「賃貸で家を買うのが困難と答えた人に聞いた理由」

〇「住宅価格の高騰」
 ・「全体の回答   :53%」
 ・「子育て家庭の回答:61%」

うーむ、上記は「記事」で紹介された「20~50代」を対象とした「アンケート」の結果なのですが、「住宅購入希望者の悲鳴」が聞こえてくるようにコロちゃんは感じましたよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム

まず「既に持ち家の方(46%)」と「賃貸の方(42%)」は、半々ですよね。

そして「(賃貸の方)の家購入が困難との回答は48%」と半数近くになっていて、その理由は「住宅価格の高騰が53%」ですよ。

しかも、この「住宅価格の高騰」を理由としているのは、「子育て家庭では61%」と「全体の53%」を上回っていますね。

コロちゃんは、自分の経験からも「子どもが小学校に上がる少し前に住宅を購入する」のが、一般的な「人生双六」の一コマだと考えていますよ。

だから、この記事での「都市部での子育て世帯の苦境」には、「会社員が40年以上働き続けても家1軒も買えない酷い国に日本は変わってしまった」と嘆息する思いを持ちましたよ。

次に「日本の住宅購入の事情」を見てみようと思いますね。

なお、この「日経新聞」の「『家買いたいけれど困難』が半数/令和子育て世帯の実像」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

「家買いたいけれど困難」が半数 令和子育て世帯の実像、日経調査 - 日本経済新聞
住宅価格の高騰が続いている。日本経済新聞社が20〜50歳代にアンケート調査したところ、賃貸に住んでいる人で「買いたいけど困難」との回答が全体の半数近くに上った。理由を尋ねると、「価格の高騰」がトップだった。特に困難を感じているのは子育て世帯だ。都市部では世帯年収が1000万円近いような層でも購入に踏み出すのは難しくなっ...

2.「年代別の持ち家率を見てみよう」

さて次に、ちょっと「年代別の持ち家率」をみてみましょう。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「国土交通省 年代別持ち家率の推移」より

https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001329472.pdf
出典:国土交通省 我が国の居住者をめぐる状況についてより:3月30日利用

上記のグラフは、「1993年~2018年の年代別持ち家率」です。下に書き出しますね。

◎「年代別持ち家率の推移」
 (小数点以下切り捨て)

①「25歳未満」
 ・「1993年:3%」
 ・「2018年:3%」
 (変わらず)

②「25~29歳」
 ・「1993年:13%」
 ・「2018年: 9%」
 (4ポイント低下)

③「30~39歳」
 ・「1993年:42%」
 ・「2018年:35%」
 (7ポイント低下)

④「40~49歳」
 ・「1993年:67%」
 ・「2018年:57%」
 (10ポイント低下)

⑤「50~59歳」
 ・「1993年:75%」
 ・「2018年:67%」
 (8ポイント低下)

⑥「60歳以上」
 ・「1993年:79%」
 ・「2018年:79%」
 (変わらず)

https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001329472.pdf
(出典:国土交通省 我が国の居住者をめぐる状況についてより:3月30日利用)

うーん、上記を見ると「④40~49歳が10ポイントも低下」していて、「⑤50~59歳が8ポイントも低下」していますよね。
(´ヘ`;) ウーン

この「④⑤の40代~50代の年齢層」って、いわゆる「就職氷河期世代(1993~2004年に社会へ出た世代)」なのですよね。

現在「就職氷河期世代」の方たちは、「今年2026年で43~56歳」となっているのです。

つまりここまで見てきたことは、「就職氷河期世代」の方の多くが、「高い家賃の住宅」に住み続けざるを得ず、「持ち家を持ちにくい住宅事情」に直面していると考えられますね。

3.「東京練馬区の50代夫婦の生活費をみるよ」

コロちゃんは、冒頭の記事で「東京地方労働組合評議会」が「20年に東京で普通に子育てするためにはいくら必要か」という試算を発表していたことを知り、探して読んでみましたよ。

その中に、「東京都の練馬区」に住む「50代の夫婦で子どもが大学生と高校生の2人」の「モデル」の「生活費の試算」が書いてありましたよ。

興味深かったので下に書き出しますね。以下でしたよ。

◎「2019年東京都最低生計費調査 子育て世帯のまとめ」
 (東京都練馬区在住モデル)
 (50代夫婦と大学生・高校生の子ども2人)
 (賃貸:50㎡〈2LDK~3LDK〉)
 (1000円以下切り捨て)

➀「非消費支出  :16.2万円」
➁「食費     :14.5万円」
➂「住居     :11.4万円」
➃「光熱・水道  : 2.1万円」
⑤「家具・家事用品: 1.2万円」
⑥「被覆及び履物 : 1.6万円」
⑦「保険・医療  : 0.8万円」
⑧「交通・通信  : 3.7万円」
⑨「教育     :12.7万円」
⑩「教養娯楽   : 3.7万円」
⑪「その他    : 6.4万円」
⑫「予備費    : 5.8万円」

●「総計      :80.3万円」
●「年間支出総計 :964.3万円」

https://www.chihyo.jp/wp-content/uploads/2021/02/shiryo-shosai.pdf
(出典:東京地方労働組合評議会 東京都最低生計費試算調査結果より:3月30日利用)

えー、「東京の練馬区で2人の子育て」をすると「年間964万円」もかかるのー?
Σ٩(๑⊙Δ⊙๑)۶え〜〜っ

上記の「調査」では、「50代世帯モデルを夫の年収749万円」とした時の、「税と社会保険料」を以下と計算していますよ。

◎「50代世帯モデルの税と社会保険料」
 (夫の年収749万円の場合)

①「所得税 :30.0万円」
②「住民税 :28.6万円」
③「厚生年金:89.3万円」
 (大学生の国民年金含む)
④「健康保険:44.2万円」
⑤「雇用保険: 2.2万円」

●「合計  :194.3万円」
●「月あたり:16.1万円」

https://www.chihyo.jp/wp-content/uploads/2021/02/shiryo-shosai.pdf
(出典:東京地方労働組合評議会 東京都最低生計費試算調査結果より:3月30日利用)

あいやー、「夫の年収が750万円近く」でも、「税金と社会保険料も200万円近い」ですよ。
(ノД`)アイヤー

これじゃあ「手取りはおよそ550万円前後」ですよね。そして「支出」は「年間964万円」ですから、もう「共働き」が前提の家計だと分かりますよね。

それに「税金と社会保険料の高さ」が目につきますよね。「年間194万円、月あたり16万円」にもなっていますよ。

だけど、上記の「家賃が11万円」となっていますが、この「家計」では「住宅を購入して住宅ローンを払う」のは、「東京練馬区在住」ではかなり難しいとコロちゃんは思いましたよ。

4.「もう都市部では持ち家は難しい時代だよね」

ここで、ちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。

コロちゃんは、「戦後の日本」では「持ち家政策を推進してきた」と考えているのですよね。「持ち家」を進めると、「建築業界」はもちろん「景気が良く」なりますよね。

それに「住宅」を建てれば「電気機器や電気器具」や「家具など」の「広い業界」が潤うことになります。

「持ち家を推進する」と、「産業のすそ野」が広くにぎわう効果があるのですよね。

もちろん「国民の意識」としても「結婚・子ども・自家用車・持ち家」は、一つの「生きるスタンダードモデルだ」と思われてきていましたよ。

それが、今日の冒頭の記事を読むと、どうやら「いずれは持ち家を!」という夢が崩れようとしているようですね。

コロちゃんは、ここまで書いて来て、次のように考えましたよ。

◎「戦後の持ち家政策の破綻の道のり」

①「年代別持ち家率は1990年代から2010年代にかけてゆっくり低下した」

②「就職氷河期世代(現在41~56歳)を中心に、持ち家率がより低下した」

③「2022年以降の都市部の住宅価格の高騰で、都市部の持ち家率はさらに低下する」

コロちゃんの見方は、1990年代以降ゆっくり進行していた「持ち家率の低下」が、「就職氷河期世代」と、2022年以降の「住宅価格高騰」で、一気に進行し始めたという光景ですよ。

コロちゃんは、以前「1990年代のバブル時の話」として「ある財界人」が「長年会社で働いて来ても家1軒も買えない時代になってしまった」と嘆いた話を読みましたよ。

これは「バブル経済の反省」として語られていたのですが、この「財界人」は「こんな日本しか作れなかったと戦死した友人に会わす顔がない」と語っていたというのですよね。

コロちゃんは、別に「持ち家を財産・資産として」欲しいわけではないですが、「持ち家」でないと「単身高齢者」となった時に「年金収入だけ」では生活ができない現実があるのですよね。

コロちゃんは、高齢者の視点から見ていますから、この後の「日本の社会で起きること」は、「単身高齢者」が「高い賃貸家賃」を払うことができなくなることですよ。

今の「年金制度」の下では、「単身高齢者の年金額」は「高い都市部の家賃」を払うには足りませんよね。

コロちゃんは、こんなところにも「日本社会の歪み」が出てきたと嘆息していますよ。

さらにコロちゃんは「冒頭の記事」を読んで、「都市部」の住民は、「住宅価格が高騰する前の2022年」までに「住宅を購入した運のよい年代」とその後の「運の悪い世代」に分かれたと思いましたね。

こんなことに「後の世代の方は納得できますか?」、もっと「住宅価格」を手の届くまでに下げるべきだとコロちゃんは考えていますよ。

5.「コロちゃんと親子で川の字」

今日のテーマは、「持ち家は夢の時代になったのか?」を考察してみましたよ。

コロちゃんの時代では、「普通に働いている会社員」が「普通に住宅ローン」で家が購入できたのですが、今の時代の変貌には驚くばかりですよ。

かつては「努力で手が届いた幸せ」が、今は難しくなっているのですよね。

コロちゃんは、「昔は良かった」とは言いたくはないですが、今よりは「貧しいものに優しい社会」だったように思っていますよ。

さて最後の「コロちゃん話」ですが、「1980年代の青年コロちゃんの住宅ローン」について書きますね。

コロちゃんは、「1980年代後半に住宅ローン」で「家」を購入しています。

家の購入金額は「3000万円台前半」で「住宅ローンは2000万円以上」で、「利率は4.65%の25年返済」でしたよ。

この「4.65%の金利が高い」と今では感じますが、当時の1980年代の前半は「8%台」だったのですから、これでもだいぶ下がっていたのですよね。

毎月の返済額は「月10万円強」で、当時のコロちゃんの収入では「努力すれば払える金額」でしたね。

その時の「住宅購入」では、「間取りの指定」ができましたから、コロちゃん夫婦は「8畳間の和室が欲しい」と要望しました。

それまでは「貸家」に住んでいましたが、その「6畳間」では「家具を置くと親子が川の字に寝るには狭かった」のですよね。

それで「新居に住む」にあたっての「最大の希望」が、「2階の広い部屋で親子が川の字に寝てみたい」だったのですよ。

その後、念願かなって「親子が川の字になって寝る部屋」では、毎晩「寝る前にミュージック」を聞きながら子どもたちを寝かせる時間が過ぎていました。

当時のコロちゃん夫婦は「30代の後半」で、2人の息子たちは「幼稚園の年長と年少さん」でしたよ。

この「1980年代」には、現在のように「スマホ」も「iPod」もありません。しかし「ミュージック」を聞くためには「ラジカセ」がありました。

「CD」や「DVD」もまだありませんから、使うのは「カセットテープ」です。

今振り返ってみると、よく聞いた曲には、「70年代フォーク」や「80年代ニューミュージック」がありましたよね。

「♬が-いこつが、ケラケラ笑って、こー言った♬(※)」

(※がいこつの歌:1968年:作詞・作曲・歌・岡林信康)

「♬立ち上がれ もう一度その足で 立ち上がれ 命を燃やせ♪(※)」

(※チャンピオン:1978年:作詞・作曲:谷村新司:歌・アリス)

コロちゃんは、このような曲をあちこちから手に入れて「カセットテープ」にダビングして、メドレーで聞けるようにして、毎晩子どもたちに聞かせながら寝ていたのですよね。

だからこの頃のコロちゃんは、昼間でも頭の中にいつもこの「曲」が流れているような気がしていましたよ。

今のおじいちゃんになったコロちゃんは、日中に「居間」で「アマゾンエコー」でミュージックを聞いていますよ。

そんな時に、自分で編集した「マイアルバム」から、昔聞いた「曲」が流れてくると「1980年代に親子で川の字で寝ていた時代」を懐かしく思い出しますよ。

おっと、今日は「住宅ローンの話」でしたね。コロちゃんの「25年の住宅ローン」は、その後「2010年代」になってやっと払い終わりましたよ。

コロちゃんは、一度「2000年代初頭」にそれまでの「年4.65%の金利」から「年3.1%の金利」に借り換えをしていますね。

その結果「60歳」になる少し前に「住宅ローン」は終了したのですが、その後の60歳時点で「大腸がん(※)」になるとは全く予想外のことでした。

(※コロちゃんの大腸がんは66歳で治癒、現在は前立腺がんと闘病中)

まったく「人生とは筋書のないドラマだ」とつくづく思ったコロちゃんでしたよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

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