コロちゃんは糖尿病です。診断されてからもう10年くらい経ちます。
この病いは、慢性病で長ーいことかかってじわじわと進行し、障害が自覚されるようになった時には、もう回復できないんですよね。それで、悪くなる前から定期的に検査をしとくんです。
1.糖尿病という病い
コロちゃんは、10年くらい前に糖尿病と診断され、それ以来ずーっと治療を行ってきました。
今日は、その定期検査である「眼底検査」に行ってきました。糖尿病という病いは「国民病」とも言われるように大勢の方が罹患している怖い病いです。
下記にあるように、糖尿病の可能性を否定できない人が1000万人以上もいるっていうんです。10人に一人もいるんです。
そして、怖いのは一度進行したらもう戻らない。治らないということなんです。
「わが国の糖尿病患者は平成９年度に行われた厚生省「糖尿病実態調査」によれば、糖尿病が強く疑われる人は690万人、可能性を否定できない人を含めると1,370万人と推計されている。」
「現在の増加傾向がそのまま続くと仮定した場合、１０年後の糖尿病有病者は男性約５２０万人、女性５６０万人、合計１，０８０万人となることが予想される」
https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b7.html
出典：厚生労働省 政策について 健康日本（糖尿病）より （11月15日利用）
2.怖い病いなんです
この糖尿病は、進行すると「神経障害」（手足の切断にまで至ることがある）、「網膜症」（失明に至ることがある）、「腎症」（人工透析が必要となることがある）に長い年月をかけて進行することがあると言われています。
そして、怖いのは一度進行したらもう戻らない。治らないんです。
そこで、コロちゃんは、糖尿病の治療はかかりつけ医で診てもらい、眼科へは毎年一度「眼底検査」を行うことにしています。
3.「眼底検査」にサングラスは絶対必要
「眼底検査」は、眼の奥に光を当てて眼底にある血管や神経を見る検査です。目に光を当てたときに、瞳孔が収縮しないように散瞳薬というものを点眼します。
この薬を点眼すると、数時間は瞳孔が収縮しません。すなわち、まぶしい❗️
眼科に行く時はいいんですよ。元気ですから。ところが、帰りは、薬が効いていて、まぶしくて眼が開けていられない。
初めて検査した時は、家まで帰るのに苦労しました。なにしろ、眼を細めて前が見えるか見えないかぐらいにして、やっとのことで家にたどり着いた覚えがあります。
年一度の検査ですから、次の検査の時にはその苦労は忘れちゃうんですよね。コロちゃんが、何回目を細めながら帰宅したのかは内緒です。
今日のコロちゃんは賢いです。サングラス持参です。帰りはもう安心。
4.自転車でシャカシャカ眼科医院を目指します
コロちゃんの家から、眼科医院はチャリで10分の距離です。
シャカシャカペダルをこぐと、頭の中に「自転車に乗って」（1971年 高田渡 作詞作曲）の曲が流れます。
「自転車に乗って」という曲は、90年代に発表された同名の曲もあるそうですね。若い方は、別の曲を思い浮かべるかもしれません。
「高田渡さん」の曲は、コロちゃんの青春時代の曲ですので、思い出がいっぱいあり、今でも大好きです。口ずさみながらチャリをこぎました。
5.眼科医院は混んでました
開院時間直後に行ったのですが、もう待合室はいっぱいです。お年寄りが多いですね、平日ですから。
まず視力検査です。看護師さんに調べてもらいます。検査結果は・・・。おー、まあまあかな。と思ってノートを見たら、昨年よりは少し低下してました。
その後は瞳孔が収縮しないようにする為の散瞳薬の点眼です。看護師さんがポトンポトン。
しばし待った後には、医師の診察です。看護師さんがコロちゃんの名前を呼びます。「コロちゃんさ~ん」（リアルでは本名を呼びます）(^_^)
コロちゃんは、読んでいた本を置き、メガネをその上に乗せます。その時、思いもかけない事件が発生しました。
6.メガネのツルがぽろっと落ちた！
あっ！ トンと置いたメガネから、ツルがぽろっと落ちました。
メガネを落とした訳でもないし、乱暴に扱ったりした訳ではなかったのですが、コロちゃんは「アッ！」と驚きます。
それを見ていた看護師さんが「メガネ屋さんがそこにいますから直せるかどうかお願いしておきましょう」。
なんと、タイミングの良いメガネ屋さんだと思ったら、この眼科医院には、医院内にメガネ屋さんのスペースがあるのでした。
「さすが商売上手ですねー」って考えたら、メガネ屋さんに量販店が進出し始めた30年前頃までは、眼科医院とメガネ屋さんが一緒だったのは当たり前だったことを思い出しました。
そうなんです。この眼科医院は、昔ながらの眼科医院だったのです。
そのおかげで、コロちゃんは、すぐにメガネを新しくすることができました。量販店ではありませんので、ちょっとお高くなりましたが。
7.検査結果は正常でした、ホッ！
検査の結果は昨年と同じく正常でしたが、糖尿病は血管内の血糖が、身体中の血管にダメージを与える慢性病です。
怖いですから、皆さんも生活習慣にご注意下さい。油断しないで、検査はきちんとやりましょうね。コロちゃんの経験を「他山の石」としてくださいね。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に触りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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